アメリカン航空、新たにベーシックエコノミーを導入

今月1月18日にアメリカン航空は、今までのエコノミー航空券に加え、さらに低価格の「ベーシックエコノミー」の航空券販売を開始すると発表しました。 お得な航空券に聞こえますが、ベーシックエコノミーの乗客のサービスにはいろいろと制限があります。

ベーシックエコノミーの乗客のサービスは次のように制限される

      1. 手荷物
          • 座席下に収まる機内持ち込み手荷物(ハンドバッグや小型のバックパックなど)1個のみ。
          •   頭上収納棚へ収納する手荷物は持ち込めない。
          •   キャスター付きスーツケースなどの大きな荷物についてはチェックインカウンターでの預け入れが必要であり、またこの場合には受託手荷物のお預かり料金が適用される。
          •   座席下に収まる手荷物1個以外のものをベーシックエコノミーの乗客がゲートに持参した場合、通常の受託手荷物の預かり料金に加えて、荷物1個あたり25ドルのゲートサービス料金が適用される。
          •   上級会員の対象となるAAdvantage®クレジットカードを持っていれば、1個の機内持ち込み手荷物と1個のキャスター付き小型スーツケースの持ち込みが可能で、また無料預け入れ手荷物枠も維持される。
      2.   座席の指定
        チェックイン時に、自動的に行われる。 つまり自分で選べない。 乗客による座席指定はフライトの48時間前に有料でできる。
      3.   アップグレード
        会員資格にかかわらずできない。
      4.   搭乗
        ベーシックエコノミーの乗客は最後の搭乗グループとして最後まで待たなければならない。
        しかし、上級会員と対象となるAAdvantage®クレジットカードを持っていれば、ベーシックエコノミーの航空券を購入した場合にも優先搭乗サービスの適用になる。
      5.   航空券の払い戻し
        払い戻しと変更は不可。使用しなかったベーシックエコノミーの航空券は、すべての権利が失われ、同日中の変更や同日中の空席待ちの対象ともならない。
      6.   AAdvantage®マイレージプログラム
        ベーシックエコノミーを購入した場合、AAdvantageマイルと対象ドルはすべて獲得できるが、飛行マイル数あたり獲得できるエリートマイル数は半分で獲得できる区間数も半分となる。

 
唯一普通のエコノミー航空券と変わらないのは、機内サービス。
エンターテインメントの内容、ソフトドリンクとスナックなど、すべてのメインキャビンの乗客と同じ機内サービスが提供され、また同じ仕様の座席が使用される。
 
小さな子供を持つ家族には隣同士の席が提供されるか?
従来のエコノミー航空券と同様、アメリカン航空の予約システムはフライトの数日前に13歳以下の子供が含まれる家族の有無を確認し、子供が親の隣の席に座れるようにしてくれる。 
 
いつからベーシックエコノミー航空券が買えるか?
ベーシックエコノミー料金の航空券販売開始は2月から、まずは世界10市場で行われ、その後まもなくベーシックエコノミーを展開する初便が運航する予定。また、今年中にはさらに他の市場での販売も開始される予定。ベーシックエコノミーはアメリカン航空のすべての便について提供されるものではないそうです。
 
 
Source:
www.americanairlines.jp/i18n/customer-service/about-us/press-release/pr20170120_basic-economy.jsp?locale=ja_JP

Share this content:

Related Stories

0 0 votes
Article Rating
Subscribe
Notify of

0 Comments
Oldest
Newest
Inline Feedbacks
全てのコメントを見る

Stay on op - Ge the daily news in your inbox

wpDiscuz
0
0
コメント、ご感想をシェアしてください!x
()
x
Exit mobile version