3月24日より、コリンカウンティーの住民にも外出禁止命令が出ましたが、ダラスカウンティーの外出禁止令と大きく違う点があります。
ダラスカウンティーの外出禁止命令では、レストランでの食事やバーなどは生活に不可欠ではない(non-essential businesses)とし営業停止を命じているものの、病院やスーパー、薬局などは市民の生活に必要不可欠なビジネス(essential businesses)とし、対象外している。
しかし、コリンカウンティーの外出禁止命令では、全ての仕事がessential businesses(必要不可欠な仕事)とし、コリンカウンティーでは、全ての仕事が続けられるということです。
dallasnews.comによると、コリンカウンティーの外出禁止令を出したクリス・ヒル裁判官は、「市民の仕事を続けされることは大切だ」「全てのビジネスと職業が必要不可欠な仕事」「営業を続けられるビジネスは続ければいい。」
と言っている。
但し、映画館などエンターテイメント的なビジネスは除く。それ以外のビジネスは、人から6フィート(約180センチ)離れることと10人以上で集まらないというテキサス州知事の指示に従っていれば営業を続けられる。
とは言っても、この危機の中、営業を続けるかどうかや在宅勤務に変えるかどうかなどは、経営者が決断すればよいとしている。
カウンティーが発令した法令や指示は、そのカウンティーの中の各市が修正することが可能なため、コリンカウンティーの外出禁止令の内容を少し変えた市もある。
例えば、フリスコ市では、24日の午後、non-essential businessesとされる必要不可欠なビジネス以外は閉めなければならないと命令した。ダラスのように、レストランは、店内での食事はダメで、デリバリーやテイクアウト、ドライブスルーはessential businessesとされているため販売を続けられる。 フリスコ市内の公園やジョギングなどの小道は、閉まらない。人から6フィート離れることを守れば、公園で遊んだり、犬の散歩やサイクリングなどに使用できる。
マッキニ―市では、ダラスカウンティーにのように「生活に欠かせないビジネス essential businesses」以外は営業停止にした。マッキニ―しが定義するessential businessesは、ダラス市のに似ている。
プレーノ市では、コリンカウンティーの外出禁止令を特に変えていない。
コリンカウンティーには31の都市があります。その中で、ダラス・フォートワース周辺の都市は、下の通り。
Allen
Carrollton
Dallas (ダラス市の北側)
Frisco
garland
McKinney
Murphy
Plano
Prosper
Richardson
Sachse
Wylie
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