おやつを買わせて、子供に小銭の数え方とお金の使い方を教える方法

アメリカでは、「アジア人は算数が得意だけどアメリカ人は算数が苦手」と一般的に言われています。もちろん、皆がそうとは言えませんが、アメリカ人は計算が苦手というのは完全にステレオタイプな考えで間違っているとも言い切れません。例えば、スーパーなどで支払う時に小銭も混ぜて払おうとすると、レジの人が混乱してしまうということがよくあります。日本では、お財布の中の小銭を少なくするために、小銭も混ぜて支払いをしますね。私も同じです。例えば、$3.65の買い物に、私が$4.15あげて50銭(25銭と玉を2枚)もらおうとして渡してしまいますが、すると、レジの人は混乱した表情を見せます。半信半疑な様子でレジに4.15と打ち込み、お釣りの金額が50銭とレジの機械が表示すると、その時初めてなぜ私が小銭を混ぜたのか分かったような顔をする。こんなことよくあります。

子供の頃からお金の数え方をきちんと理解していれば、大人になってもお釣りを数えられないなんてことにならないはずです。

子供に、お小遣いをあげるべきかどうかという意見は色々です。ネットで読んだことでこんな意見がありました。この人は、お小遣いは7歳からあげるべきだと言う人です。バイオリンを習うにはバイオリンを与えなければ習えない。自転車の乗り方も自転車を与えなければ習えない。同様に、お金の使い方もお金を与えて実際に自分でお金を使わなければ学ばない、と言います。

子供にお金の使い方を教える方法

なるほど、それは一理あるなと思い、お金の数え方とお金の使い方を教えるための方法を考えました。毎日、学校に持って行くおやつをお金で買わせる方法です。まず初めに、おやつに、値段を付けます。私が付けた値段は、10セント、15セント、25セント、45セント、75セントです。

おやつ代として毎週4ドルあげます。この4ドルで月曜から金曜日のおやつを買うのです。一度に使い過ぎてしまって、まだ木曜日なのにお金が残っていないなんてことにならないように、考えてお金を使うことを教えられます。

 

1週間のおやつ代として金額を4ドルに設定したのは、私がそれぞれのおやつに付けた値段からして丁度良い金額だろうと思ったからですが、75セントは高すぎるよと残り少ないお金を見ながら言ってたので(笑)値下げしようか考えています。

アメリカでは小学2年生で小銭の数え方などお金について教え、算数の応用問題としてもお金を使った問題が出ます。しかし、さっきの話のように、バイオリンの弾き方を教えるにはバイオリンがなければ学べないように、お金の数え方や使い方を教えるには、実際にお金を使わせて教えるのが一番良い方法だということです。

買い物する場所が家の中でも、実際にお金を使って買い物が出来るとなるとおもちゃのお金で買い物するのとは違う感覚でもっと楽しめるかと思います。日本では、小学生の子供が駄菓子屋やコンビニでお菓子を買って立ち食いするというのは普通のことですが、アメリカでは駄菓子屋はないし子供だけでコンビニに行ってお菓子を買ったりすることもありません。モールに子供だけで行ってウロウロするというのは高校生で、小学生や中学生が子供だけでお店に行くというのは一般的ではありません。なので、日本の子供の方がお金を使う経験をするのが早いかと思います。

収納箱

最後に、おやつはダイソーで買ったプラスチックのバスケットを利用しています。棚の中のお菓子を上手にまとめるのに便利ですし、網目の隙間からバスケットの中のお菓子も見れるので使いやすい。

まとめて買えばお得

オレオ2個入りと4個入りパックが56袋入りが15ドル。@Amazon.com

Welch フルーツグミ 40袋入り $6.98 @Amazon

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