dallasnews.comによると、本日２４日（火）、ダラスのエリック・ジョンソン市長は、ダラス市民に「stay at home」令を発令しました。これは、クレイ・ジェンキンズ裁判官がダラスカウンティーに発令した「外出禁止令」を強化するためです。
なぜ、ダラスカウンティーとダラス市がそれぞれの「外出禁止令」を出すことになったかと言うと、ダラス市にはダラスカウンティーに入らないエリアもあるからです。カウンティーは大きな区域で、一つのカウンティーは数個の市をカバーするし、一つの市の中にカウンティーが数個入ることもあります
。
例えば、ダラス市の北側は、地理的にキャロルトン、リチャードソン、プレーノ、ファーマーズブランチ、ガーランドにも触れているため、場所によってコリンカウンティーやデントンカウンティーに入る。つまり、こういったエリアに住んでいるダラス市民は、２３日より実施された外出禁止令にはカウンティーが違うということで適用されない。
そこで、ダラス市民の混乱をなくすために、エリック・ジョンソン市長がダラス市民に適用される外出禁止令を発令したのです。
ダラス市の「外出禁止令」は、次の５つのカウンティーに適用される。
Collin
Dallas
Denton
Kaufman
Rockwall
ダラスカウンティーに発令された「外出禁止令」は、４月３日まで実施される予定だが、期間は延長されるだろうと言われている。しかし、ダラス市が発令した「外出禁止令」は、４月２９日までとなっている。
このダラス市の「外出禁止令」令は、「stay-at home」令と呼ばれ、家に留まることを命令しているが、必要な外出は許可されている。
不要な外出をしたダラス市民は、$50 から $2,000の罰金を課される。
尚、２２日、ダラス州知事は、テキサス州全体に外出禁止令は出さないと言っている。ローカルレベルで判断して欲しいとのこと。
テキサスには２５４ものカウンティーがあり、そのうち新型コロナウィルス感染が広がっているのは、一部のカウンティーだけであるため、テキサスの大部分に感染の被害がない。それなのに、テキサス州全体を外出禁止にするのは適していないということです。
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