アメリカの職場で、クリスマスギフトは何をあげる?幾らくらいの物?
アメリカで初めてクリスマスシーズンを迎える日本人にとって、クリスマスプレゼントは職場でもあげるべきなのか気になっているかと思います。
アメリカのそういった習慣がいまいちわからない方に、下のforbes.comの記事が参考になるかと思います。
注意: 会社で、どんなプレゼントを誰にあげると計画する前に、ホリデーシーズンのギフトについて会社での規則などがあるのかを確認するべきです。
1. 会社でのプレゼントをあげたりもらったりすることに関する規則
家族的な雰囲気の職場では、従業員の間でホリデー中にプレゼントをあげるのは一般的なことですが、役所や金融関係の職場では、あまりいい顔をしない。
社内でプレゼントをあげることが禁止されているとしたら、その理由は、プレゼントをもらった、もらわなかったによって職場での与えられる仕事の内容やクライアントなどにに影響したり、一番高価なプレゼントをあげた人が後に昇格するなんてことになることを避けるため。
2. もし、ギフトをあげても大丈夫なら、誰にあげてもいいのかを確認する。
同僚や自分の部下にあげるのは良いとされていても、上司にあげるのはダメとされている会社もある。そういった会社もあれば、上司にあげても問題ない会社もある。また、上司にプレゼントをあげるのが競争になっている会社もある。
3. 仕事で使えるものなど、非個人的なギフトがいい
箱詰めのチョコレートやバスケット詰めのお菓子やフルーツが無難。会社の机の上に置く物や、仕事中に使えそうな小物など仕事に関係する物。又は、同僚が出張によく行くのであれば、トラベル用の小物も良い。
仲の良い同僚であれば、もっとパーソナルなプレゼントでも良い。
4. もし、その職場で働き始めてから日が浅いのであれば、幾らくらいのプレゼントが良いか調べる。
会社によっては、ほぼ同額のプレゼントをあげるようにと決められている。例えば、10人にあげるなら、同額のプレゼントをあげるといった風に。そういった規則がないなら、自分の好きなようにしていい。どれだけ親しいか、一緒に仕事をする時間がどれだけあるかによって、プレゼントの値段を決めていい。
去年は、どんなプレゼントをあげたかなど会社の同僚に聞いてみるといい。
5. もし、同僚があなたの友達なら。
もし会社の同僚が仲良くしている友達なら、会社では、他の同僚や部下にあげるのと似たようなレベルの物をあげる。もっと個人的な、本当にあげたいギフトは、ランチに一緒に行った時など会社以外の場所であげる。
6. もし、貴方が会社のチームを管理する人なら …
部下がいるなら、同じレベルのギフトをみんなにあげる。秘書など貴方の仕事をサポートしてくれるアシスタントがいるなら、部下よりも大きい(値段の高い)ギフトをあげる。
7. 自分の上司、そして上司の上司にあげるギフトはどうか。
もし、上司にギフトをあげても良いのなら、上司の興味がある物や好む物に手書きのカードを添えるなどして心遣いあるプレゼントをあげる。これは、その上司の個人的なことをあまり知らないと何をあげたら喜ぶか悩むかと思います。私の個人的な意見ですが、何をあげたら良いかわからないなら、上司が好きなレストランや食べ物のギフトカードは喜ばれると思います。例えば、ステーキが好きな人なら、美味しいステーキハウスのギフトカード、スターバックスのコーヒーが好きな人なら、スタバのギフトカード。お寿司や日本食が好きな人なら、美味しい日本食レストランのギフトカードも喜ばれるかもしれない。また、アメリカ人の女性はTargetが好きなので、Targetのギフカードも喜ばれる。
上司の上司と仕事で直接会うことが多かったりするなら、その人にもギフトをあげてもいい。
8. クライアントにはどうか。
まずは上司や人事課と確認しましょう。聞かずに勝手にクライアントにギフトを送るのはタブー。
9. 会社でギフトをもらってはいけないという規則があるのに、プレゼントをもらってしまった場合
同じ会社で働いていないけど、業者や会社のクライアントからプレゼントをもらった。会社でプレゼントを受け取っていはいけないと規則がある場合はそのプレゼントを受け取るわけにいきません。そんな時は、プレゼントをくれたひとに、手紙を書く。
内容は、こんな感じに。「~さん、とっても美味しそうなチョコレートをありがとう。でも、会社でプレゼントを受け取ってはいけないとされているので、残念ながらこのプレゼントを受け取れません。気持ちだけありがたくいただきます。このチョコレートは、フードバンクに寄付しました。ありがとうございました。良い新年を迎えてください。」
このように、プレゼントをもらったけど受け取れない場合は、寄付するのが一番。プレゼントを返すのは失礼。
会社でプレゼントを受け取ってはいけないという規則がある会社は、もらったプレゼントを寄付できる団体の名前を持っていることがよくあるらしい。人事課に聞いてみるといいです。
source:
forbes.com
記事掲載日:12/3/2018
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