アメリカ疾病管理予防センターの記録を基に作られたレポートによると、現在アメリカに住む大人の4分の3がオーバーウェトか肥満。初めて、肥満の数がオーバーウェイトの数を越しました。
肥満(obese)とは、ボディマス指数 (body mass index, BMI) が30以上。
オーバーウェイトは、ボディマス指数が24から29です。
この過去20年間、アメリカでは年々肥満の人が増えています。 それに伴い、ダイエットプログラムや、低カロリーの食べ物など減量のサポート商品が色々出ていますが、専門家は、肥満の問題と戦うにはもっと積極的な努力が必要とだと言っています。
肥満の原因は、遺伝性的な肥満、精神的な不安定、不眠症はもちろんですが、動かなすぎが大きな原因の一つ。2015年に、運動を全くしなかったアメリカ人の数は、約8100万人だったそうです。
2016年11月、WalletHubが発表した肥満の多い州のランキングを紹介します。
”Everything is bigger in Texas” とよく言われていますが、テキサスは人間も大きい!
この肥満ランキングで、テキサスは9位。 2015年ではテキサスは11位だったのに、9位に上がってしまいました。
この統計調査で、それぞれの州の住民のボディマス指数を調べたところ、
テキサスの3分の1の大人が肥満。もう3分の1は規定重量をオーバーしたオーバーウェイト(overweight)でした。 そして、もっと驚くのは、19.1パーセントの子供が肥満で17.5パーセントがオーバーウェイト。
テキサスの肥満率は2030年までに57パーセントに上がるだろうと予測されています。
更に、テキサスは身体を動かさない人が多い州として全米で7位にあがり、果物と野菜の摂取も足りない人が多い州として19位にあがってます。そして、ファストフードの数が多すぎる!
上のランキングは肥満が多い”州”ですが、アメリカで最も肥満が多い”市”のランキングでは、サンアントニオが第8位、ダラスフォートワースが15位、そしてヒューストンが22位にあがりました。
ちなみに、この2016年の最も肥満が多い州のランキングの第一位にあがったのは、ミシシッピー。 2位から5位は、ルイジアナ、アーカンソー、ケンタッキー、テネシーの順です。
Source:
wallethub.com/edu/fattest-states/16585/
fortworth.culturemap.com/news/city-life/11-08-16-wallethub-report-rankings-fattest-states-texas-overweight-obesity-2016/
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