米:絶対に食べない方が良いと言われる7つの食品

私達の生活の中には、化学合成物質や農薬を大量に使われた食品が沢山あると言われています。

今回は、Fox Newsの 7 foods you should never eat(絶対に食べない方が良い7つの食品)という記事に紹介された7つの食べ物を紹介します。

1. 缶詰めのトマト

缶詰めのトマトの内側の面は、樹脂加工されていて、その樹脂にはBPA(bisphenol A ビスフェノール)という身体に害をもたらす化学物質が含まれています。

BPAとは化学合成されたエストロゲンで、環境ホルモンの問題や、心臓病、糖尿病、肥満といった健康問題をもたらせます。

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なぜ缶詰のトマトが良くないのか?

それは、トマトの酸がこのBPAをトマトに浸透させてしまうからです。

では、どうしたら良いか?

対策として、オーガニックの生のトマトを買うか、ガラスのビンがテトラパックに入ってるトマトを買う。

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Pomi

テトラパックに入ったPomiはイタリア産で、Sprouts、Central Market、Targetなどで販売しています。値段は$3~4。

冷蔵庫にあると便利。これを使ってミートソースも美味しくできます。

Pomiのウェブサイトでは、ここのトマト商品を次ように紹介しています。

  • イタリアのトマトで、熟すまで収穫しない。(スーパーで売られてるトマトは青いうちに収穫してるものが多いため、熟すまで収穫されないトマトとは嬉しい。)
  • 収穫してからするに、近くの工場でテトラパックに入れる作業を始める。
  • 100% ナチュラル
  • 100% BPA free
  • 100% GMO free
  • 防腐剤の使用なし
  • 化学調味料なし
  • 水は入れてません

2.穀物を餌としてる牛

農家の人でさえ食べない。
牛は本来は草を食べて育つ動物なのに、現在の牛はとうもろこしと大豆を餌にしてます。
それは、穀物を与えれば牛が早く大きくなって食用として売りに出せるからです。
しかし、この育て方では、農家は儲かりますが、栄養度が低いので消費者には良くないというわけです。

米国農務省(USDA)の最近の調査によりますと、穀物を餌とする牛と、草を餌とする牛を比較したところ、栄養度がものすごく違うことがわかりました。

草を餌として育った牛の方が、カロチン、ビタミンE,オメガ3、カルシウム、マグネシウム、共役リノール酸、カリウムといった栄養素が高く、そして、オメガ6と飽和脂肪酸の量が低い。

では、どうしたら良いか?

“Grass-fed beef”と書いてある牛肉を買う。
健康志向が高まるアメリカでは、草食牛を販売するスーパーも増えています。特に、健康食品を販売するお店、Whole Foods, Sprouts, Central Marketといったスーパーでは必ず売ってます。ファーマーズマーケットでも買えます。

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これを読んで、では日本ではどうなのかと疑問に思い、日本の神戸牛を調べて見ました。

神戸ビーフのサイトによりますと、”神戸ビーフとなる牛はどんな餌を食べてるのですか?”という質問に対して、答えは、”稲わらなどの乾牧草に加え、栄養に配慮した配合飼料(大豆やとうもろこし、大麦、ふすまなどさまざまな成分をブレンドしたもの)を与えています。生草は一切食べさせていません。餌だけでなく、水も大変重要であり、肥育牧場が水のきれいな地区に多いのはそのためです。”と書かれてます。

つまり、アメリカの肉とあまり変わらないようです。

3.電子レンジで調理するポップコーン

毒物学者は電子レンジで調理するポップコーンを絶対に食べないそうです。
どれだけ、身体に悪いか分ってるからこそ食べないということのようです。

アメリカでは、電子レンジで作れるポップコーンは人気があり、家で映画を見る時には当たり前のように電子レンジのポップコーンを食べます。電子レンジで作ったポップコーンは、温かく、バターがたっぷりで、まるで映画館のポップコーンのように出来上がります。それが、人気の理由なのでしょうが、でもこれ、電子レンジから出すと、プラスチックが溶けたような変なニオイがします。この悪臭から、身体に悪そうだなとは私は、いつも思っていました。

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電子レンジポップコーンの変な匂い

電子レンジから出すと匂う、変な匂いは、ポップコーンの袋の内側をコートしてるペルフルオロオクタン酸が問題。なんと、この薬品はテフロン加工されたフライパンにも使われるそうです。そんな物が人間の体の中に入ったらどうなるのだろう?

UCLAの新しい調査によると、人間の不妊症に繋がるそうです。そして、動物実験では、この化学薬品は肝臓癌、睾丸こうがん癌、すい臓がんの原因にもなるということが解りました。

電子レンジでこのポップコーンを調理すると、袋の内側の化学薬品を蒸発し、袋の中のポップコーンに浸透し、そのポップコーンを食べると、その化学薬品が体の中に何年も蓄積します。
アメリカ合衆国の化学会社であるデュポン(DuPont)は2015年までには、ペルフルオロオクタン酸を廃止すると約束しているそうですが、それまでに沢山のレンジ用のポップコーンが売られるわけです。

対策として、昔のやり方のように、フライパンでポップコーンを作る。味付けとして、本物のバターや調味料を使う。これが安全なポップコーンの食べ方です。
それに、フライパンで作るポップコーンの方が断然に安いです。

4.オーガニックでないジャガイモ

根菜は土の中に入れられた農薬を吸収する。その農薬は、要らない草や根の駆除用、殺虫用、そして防カビ用として使われます。特に、ジャガイモには栽培期間に、防カビ剤を使います。そして、収穫の前にはジャガイモの根っこを駆除する薬を撒きます。さらに、収穫されたジャガイモには芽が出てこないように別の農薬をかけます。
オーガニックでない、conventionalのジャガイモは、こんなにたくさんの農薬をつかっているのです。

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アメリカのNational Organic Standards Boardの会長によると、ジャガイモを栽培する農家の人達との会話で、出荷用に栽培してるジャガイモは農薬を大量に使っているので自分達は食べない、自分達が食べる分は別に作ってそれには農薬は一切使っていないと言ってたそうです。

対策として、オーガニックのジャガイモを買う。オーガニックでないジャガイモの皮を剥いて使っても、農薬はジャガイモの中に浸透しているので意味はありません。

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オーガニックのジャガイモの値段は?

オーガニックのジャガイモは普通のジャガイモより少し高いだけ。

アメリカのオーガニックのジャガイモは4パウンド1.8キロ)入りが一般的で、ノーステキサスでは一袋$4~5くらい。

これに比べて、オーガニックでない普通のじゃがいも(conventionalと呼ばれる)は、さらに大きい6パウンド入りの袋で売られているのが一般的で、値段は$3くらい。

5.養殖の鮭

科学者は、養殖の鮭を食べない。

Farm Raised Salmonと書かれている鮭が養殖の鮭で、アメリカのスーパーで販売されている鮭の多くが養殖の鮭です。養殖の鮭は、Farm Raisedと書かれているだけでなく、人工的に着色されているという意味でcolor addedと書かれていることもあります。きれいなサーモンピンクの色は着色された色ということです。

なぜ、養殖の鮭を食べない方がいいのか?

この記事はこのように説明しています。

鮭というのは、柵の中に押し込めれ大豆や鶏肉のクズを餌として与えられるのではなく、自由に泳ぎ餌を見つけて食べるものである。養殖の鮭は、ビタミンDの量が少なく、ダイオキシンやPCB、発がん性物質などの汚染物質が多く含まれている。

最も汚染された鮭は、北欧の鮭で、アメリカで販売されている鮭の多くがこの鮭である。
2004年に、「サイエンス」誌に汚染された魚についての調査報告を発表した、ニューヨーク州立大学オールバニ校のカーペンター博士は、「この鮭を5か月に1回食べる分には、癌になるリスクを高めることはない。」と言う。(つまり、もっと頻繁に食べていれば癌になるリスクが高いということだ。)また、他の報告書では、DDT(殺虫剤)は糖尿病や肥満に繋がると発表されている。しかし、糖尿病や肥満のリスクは鮭のオメガ3によって減ると考える栄養士もいる。

また、養殖の鮭に使われている沢山の抗生物質と殺虫剤(農薬)も問題である。人間が養殖の鮭を食べる時、鮭に使用された抗生物質と農薬も一緒に食べるということになるからだ。

では、どうしたら良いか?

天然のアラスカサーモン(wild-caught Alaska salmon)を食べる。fresh Atlanticと書かれていたら、それは養殖の鮭という意味です。

天然の魚は、スーパーの魚売り場で量り売りしていることもあります。冷凍庫の中にもあります。

www.sizzlefish.comでは、クオリティーの高いシーフードを販売していて、天然の魚も販売しています。)

6.人口ホルモンを使用した牛乳

がん研究者は人口ホルモンを使用した牛乳を飲まない。
酪農家は、牛にrBGH やrBSTなど成長ホルモンを使用して牛乳の生産量を上げている。この成長ホルモンは、牛が乳房炎を起こすリスクをあげ、乳房炎を起こせばミルクの中に膿が入ってしまう。また、成長ホルモンを使用した牛乳を人間が飲むと乳がんや前立腺癌、大腸がんのリスクがある。

では、どうしたら良いか?

オーガニックの牛乳、またはrBGH-freeと書かれている牛乳を買う。 rBST-free、または produced without artificial hormonesと書かれている牛乳は、rBGH-freeという意味。

7.  オーガニックじゃないリンゴ

オーガニック食品の専門家はオーガニックでないリンゴは食べない。
リンゴは農薬が最も多く含まれている果物である。リンゴの木は害虫がつきやすいので、農薬が頻繁にスプレーされます。殺虫薬の製造会社は、こういった農薬は人間に害はないと主張するが、専門家は、こういった農薬をたくさん浴びたリンゴは食べない方がいいと言う。また、専門家は、農場の労働者は、癌になる確率が高いと言う。そして、沢山の農薬にさらされた人の身体とパーキンソン病を繋げる調査結果が次々と発表されている。

では、どうしたら良いか?

オーガニックのリンゴを食べる。

オーガニック商品の関心が高まるアメリカでは、スーパーでオーガニックの野菜や果物のコーナーがあるのは当たり前で、オーガニックのリンゴももちろん買えます。一つで買うことも出来るし、3パウンドや5パウンド入りの袋入りもあります。
値段は、3パウンド入りが5ドルくらい。オーガニックでない、つまり普通のリンゴ(conventional)の皮を剥けば大丈夫というわけではないらしく、専門家は、普通のリンゴの皮を剥いて食べるくらいなら、いっその事リンゴを食べない方が良いと言う。

記事掲載:4/19/2015
記事更新:8/24/2019

Source:
foxnews.com/health/2011/12/01/7-foods-should-never-eat

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