「アメリカの警察はドーナツが大好き」これってホント?
アメリカ人はドーナツが大好き。ドーナツ屋は、コンビニのようにあちこちにあります。
アメリカでは、ドーナツは朝食として食べる食べ物。そのため、ドーナツ屋の営業時間は主に朝。朝の6時くらいから昼の12時までが一般的。真夜中の夜食として食べる人も多く、夜中に開いているドーナツ屋もあります。
私自身は、ドーナツがカロリーが高くヘルシーな食べ物ではないことからドーナツを買いに行くということはめったにないのですが、コーヒーが飲みたかったし、義理の母がくれたダンキンドーナツのギフトカードがあったので一緒にいた娘にドーナツを買ってあげるよと言って行ってきました。
お店に入り、棚に並ぶドーナツそれぞれに提示されているカロリーの数値を見てびっくり。私が思っていた以上に高いので驚きました。300カロリー以上の物が多く、中には400カロリー、そして500カロリー以上もするドーナツもありました。後で、カロリーの高さに驚いたと主人に話すと、「だから太った警察が多いんだな。」と言って笑いました。これは、どういうことかというと、”クッキーに牛乳”といった当たり前のような関係で、”警察にドーナツ”といったステレオタイプ的な考えが存在するということです。まあ、日本人には、お饅頭に日本茶といった例えの方が分かりやすいかもしれませんね。
とにかく、警察とドーナツの関係に関しては色々言われています。例えば、ドーナツ屋にたむろう警察が多いので、ドーナツ屋には泥棒が入らないとか。
では、こういった話はどうしてあるのでしょう?
調べてみました。ある記事によると、次のような話だそうです。
1.夜中に開いている店がドーナツ屋だった
50年代の話ということですが、この頃、夜中に開いているお店はドーナツ屋くらいしかなかったそうです。ドーナツ屋は、早朝のお客さんラッシュに備えて朝の3時ごろからドーナツを作る準備を始めます。それで、夜勤でお腹が空いている警察がドーナツ屋に行って空腹を満たしたということらしいです。目を覚ますためにコヒーが飲めるという意味でも夜勤する警察官にはドーナツ屋が丁度良かったということです。しかし、ある警察は、これは昔の話だ。現在は24時間開いているマクドナルドがあるから、お腹が空いたらマクドナルドのドライブスルーに行くこともできると言っています。
2.ドーナツ屋は泥棒に狙われない
ドーナツ屋は、売り上げの現金が沢山あるため(ドーナツ数ドルにクレジットカードを使う人は少ない)泥棒に狙われることが多かったようですが、ドーナツ屋で一休みする警察官が増えるとドーナツ屋を狙う泥棒が減ったそうです。
ニューヨークタイムズが、ドーナツ屋は他のタイプの店に比べて最も泥棒に入られる率が少ないと報道したことがあるくらいです。
こういった警察とドーナツ屋の関係から、警察官にドーナツの割引をあげる店が多いらしい。
しかし、時代が変わり……
警察により黒人が殺される事件が相次いでいるため、警察に怒りを持つ市民が増えている。これにより、ロードアイランドにあるドーナツショップが警察官にドーナツの割引をあげるのを止めると、BLM(Black Lives Matter)の人種差別抗議運動をサポートするために、同じように警察に割引をあげるのを止めるドーナツ屋もちらほらと出てきたそうです。
いかがでしたか?
コメントお待ちしています。
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