新型コロナウィルス感染がアメリカで出始めたころ、マスクを着用するべきかという質問がよくありましたが、医療関係者は、既に具合が悪かったり、新型コロナに感染の症状が出ていないのならマスクの着用は必要ないと言っていました。
しかし、今月3日、アメリカ疾病予防管理センターは、スーパーや薬局など他の人から常に6フィートの間隔をとる(social distancing)ことが難しい場所では、マスクを着用して鼻と口を覆う対策を勧めると発表しました。
常に人から6フィートの間隔を取ることが大切であり、バンダナやTシャツ、スカーフなど家庭にある布を使って口と鼻を覆うことで感染の拡大の勢いを抑えられると言っています。医療マスクは、病院で働く人が使う貴重な医療器具なので現在、アメリカでは一般の人は購入できません。
アメリカでは、医療マスクが不足しているため、布のマスクを作って、新型コロナウィルスに感染した患者たちを治療する医療スタッフに寄付する個人や企業が増えています。それに伴い、マスクの簡単な作り方の動画がネットにアップロードする人も増えています。
しかし、アメリカ疾病予防管理センターが、一般のアメリカ国民にもマスクの着用を勧めたところで、縫い物をやったこともない人はマスクを所持できないわけです。
そこで、米公衆衛生局のジェローム・アダムス長官が披露する簡単なマスクの作り方が役に立つと思います。下は、切った布と輪ゴムだけで、針と糸を使わない、誰にでも簡単に作れるマスクの作り方です。(45秒)
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