やはり国が違うと、文化が違う、気を付けよう!自分の国では面白いこともアメリカでは屈辱になってしまう

今日、こんなことがありました。

フィットネスジムのフロントで、私が事務的な用で座って待っていると、アジア女性の会員が入ってきた。
以前にもここで何度が見かけたことがある女性だった。

この女性はチェックインすると、突然、彼女の目の前にいたインストラクター(ジェシカ)に、
「あなたは私よりもはるかに年上よね~!」と言った。
フロントにいた人みんなが聞こえる程の大きな声で。

何がそんなにこっけいなのか、くすくすと笑いながら、「何年生まれ?」「何歳だっけ?」
「だって私は1994年生まれだから、貴方はわたしより10歳くらい上でしょう?」
と、ほぼ一人で喋っていた。ジェシカは、何歳?と何年生まれ?というこの女性の質問に、言いたくなさそうに答えた。
明らかに、とても居心地悪そうな様子だった。でも、ほぼ無視して、パソコンの画面を見ながら仕事をしていた。

ジェシカが自分と一緒に笑っていない、会話を無視している、と気がついていないのか、「だって私たち同じくらいの年齢に見えるかもしれないけど、私なんてまだ25歳よ、貴方なんて10歳くらい上じゃない。」と続ける。

この光景を一部始終目撃して、私は、この女性が、”ジェシカは年取ってて(34歳)、自分は10歳も若い”ってことを大声で人前で話し、それがなぜ笑うほど面白いのか理解出来なかった。

他にスタッフが2人と、会員が2人いたけども。喋っているアジア人女性意外は誰も笑っていなかった。

この彼女の一人会話の意味がわからない。この前日か数日前に、二人の間でこの”年齢”に関係する会話があったのでしょうか。

私はこの光景を見て、きっとこの女性の国では、これが受け入れられるのだろうと思った。
この会話がそのままこの女性の国で起きたら、ジェシカの立場の人は一緒に笑ってたのかもしれない、そして周囲にいる人も一緒に笑っていたのかもしれないと思った。

でも、ここアメリカでは違います。

ここでこのアジア人女性がしたことで、文化的に何がタブーだったのでしょうか?分析してみました。

1.女性に年齢を聞く
親しくなった人に聞くなら別として、ちょっと知ってるくらいの相手に年齢を聞くのは、大変失礼です。

2.自分よりも年齢が上だからって年寄りだと笑った。
アメリカ人が自分を年寄りだと呼ぶことは、よくあること。でも、人にすることではない。

3.人を笑いものにしない
人の要姿や個人に関する何かを拾って笑うというのは、アメリカではやらないこと。そういったことは、決して面白いとは思われないし、侮辱にしかない。
意地悪な事だととられる。

4.人前で恥をかかせる
明らかにジェシカは、このアジア人女性に自分の年齢を笑われて居心地悪いのが態度に出ていた。人前で人に恥をかかせるようなことを言ったりやったりすることは、アメリカではタブー。

まとめ:
人を笑う、というのはアメリカでは本当にタブーなことです。
stop laughing at me.
Don’t laugh at me.
I’m not laughing at you. I’m laughing with you.

などといったフレーズがよく使われるくらいです。

アメリカでは、人を笑うことは屈辱なことであり、意地悪な行為として非難されます。

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