テキサスのアイスクリーム会社、ブルーベル(Blue Bell)の半分チョコレートと半分バニラが一緒に入ったフレーバー(写真下)の名前、The Great Divideが先週、アメリカのメディアで注目を呼びました。
そのきっかけは、ルイジアナの田舎に住むシュミッドリー家族がこのフレーバーの名前を変えて欲しいとソーシャルメディアーに投稿したのが始まりです。 シュミッドリーさんの家には子供が6人います。 シュミッドリーさん実の子供の他に、養子にした子供2人がいて、 6人の子供達以外にも里親として養育している子供達もいます。 実の子供以外は黒人と白人のミックスの子供です。
2週間前に、皆で写真下のブルーベルのアイスクリームを食べている時に、シュミッドリーさんの10歳の息子が、このアイスクリームのフレーバーの名前を見て、いっその事「南北戦争味」にすれば良いのにね、と言った話を、子供達のお母さん(シュミッドリーさん)がlovewhatmatters.comとフェイスブックにこの話を投稿しました。フェイスブックの投稿は、12,000以上シェアされ、13,000のいいねをもらい、97のコメントが寄せられました。
なぜ、これほど沢山の人がこの話に注目し、さまざまなメディアでも取り上げられたかと言うと、確かに、シュミッドリーさんの息子が指摘したように、チョコレートとバニラがThe Great Divideという名前で半分ずつに分かれているのは、黒人が隔離されていた昔のアメリカのようにも見えるからです。 黒人の隔離は無くなっても、黒人に対する差別問題は現在でもあり、黒人を差別するようなニュアンスがある事にはアメリカはとても敏感なのです。
シュミッドリーさんは、子供達に、どんな名前の方が良いか考えさせました。子供達が考えた名前は、Better Together。つまり、このアイスクリームのフレーバーと対照的になる名前です。The Great Divideとは、良い分割という意味ですが、シュミッドリーさんの子供達が考えた名前、Better Togetherはその反対で”一緒のほうが良い”ということです。フェイスブックで、Better Togetherという名前は人気で、Better Togetherに名前を変えるのに賛成だという声がたくさんありました。
シュミッドリーさんは、次に、ブルーベル社に手紙を書き、名前をBetter Togetherに変えたらどうかという提案もしました。
ブルーベル社は、この手紙に対し、近い将来に名前を変える予定はないと答えた。そして、なぜ、このアイスクリームにThe Great Divideという名前がついているかは、バニラとチョコレートのどちらか一つを選ばなくてもいいように、2種類を一つの入れ物に入れたんだと説明した。そして、シュミッドリーさんからもらった手紙を読んで感動したらしく、次のようにtoday.comのインタビューに答えた。
「手紙を読んで、私たちはとても感動しました。シュミッドリーさん家族の心遣いと、アメリカ皆のことを考える思いやり、そして私たちのアイスクリームを愛する気持ちに感動しました。」
写真下は、シュミッドリーさんの子供達。
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