アメリカでは、親が子供の学校に行ってランチを一緒に食べることが出来る
そうなんです。家族が一緒に時間を過ごすことはとても大切な事とされてる国だからこそ、アメリカでは、ランチ時間に親が学校に行って子供とお昼ご飯を一緒に食べるなんてことが可能なんです。ニュースで読んだ話ですが、ある学校では、なんとランチ時間が10時半から1時までの2時間半。普通はそんなに長くありません。私の子供が通う学校はたったの30分です。ランチ時間が2時間半と長いと子供と一緒にランチを食べたいと学校に来る親が週に40人から45人もいるそうです。この学校は、ランチを食べにくる保護者を大歓迎しています。その理由は、親にとっても子供にとってもポジティブな経験であるから。家でお互いの顔を合せていても、学校に親が来るという事は特別な事なので、子供はとても喜ぶわけです。
同感します。確かに、私の子供も、キンダーガーテンの頃から小学生低学年まで、学校にお昼ご飯食べに来て欲しいと私に頻繁に言っていてました。仕事の為、簡単には行けなかったのですが、数回、都合をつけてお昼ご飯を食べに学校に行ったことがあります。娘はとても喜んでいました。先ほどの話のように、普段と違う場所で会うと特別に感じるのでしょうね。特に子供が小さいと親が学校にランチ時間に行くということが多いようです。「今日は、クラスの~ちゃんのお母さんが学校にお昼ご飯を食べに来たよ」なんて話は子供が小さい時は頻繁に耳にしていました。私の友達は、子供がキンダーガーテン生だった頃は、週に数回学校に行って子供とランチを食べていました。でも4年生くらいにもなるとそういった親の数は減り、5年生では更に減る。中学生にもなると、親がランチを食べに学校に行くなんて事はないだろうと思います。思春期ですから、子供は恥ずかしがってしまうんじゃないかな。
学校の様子が見れる
普段はなかなか学校の中に入ることがないため、こういったランチ時間に行けば少しでも学校の様子が見れます。自分の子供の様子も見れますし、子供にも親にもとても良い経験になります。アメリカでよく耳にすることですが、子供が小さい頃の時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。だから、今の時間を大事にエンジョイするべきだと。私自身、私の子供は学校にランチ一緒に食べに来てなんて言わなくなりました。来てよと何度も子供にせがまれていた時もあったのに。成長しているって証拠ですが、寂しさを感じます。
特別なテーブルで食べれる
アメリカでは、お昼ご飯はカフェテリアで食べます。教室で食べるなんてことは絶対にありません。親が食べに来たときは、普段子供たちが座っている長いテーブルから席を外して、親子が一緒に食べる特別なテーブルに座られてくれます。
友達を招待出来る
そして、親子で座っているテーブルに、友達を2人とか3人誘う事も出来ます。招待できる子供の人数は、学校によって違いますし、先生によっても違うということもあります。突然、学校に現われるのではなく、事前に子供を通してクラスの先生に「今日、お母さんがお昼ご飯を一緒に食べにくる」と子供に言ってもらうほうが良い。
外の食べ物を買って行く
もちろん自分で作ったお弁当を持って行くのも良いわけですが、私の経験ですと、自分と子供の分のファストフードを買って持って行く人が多いようです。一番の理由は、その方が簡単だからだと思いますが、温かい食べ物を食べれるので子供は喜びます。
お菓子などの差し入れ
自分の子供だけでなく一緒のテーブルで食べるお友達にもあげられるように、何かお菓子を用意して行くと子供達に喜ばれます。クラス全員にあげてももちろん良いわけですが、その必要はありません。ただ、差し入れをする場合は、ピーナツアレルギーやグルテンフリーなど食物アレルギーを持っていないかどうか事前に子供に聞いてみるといいですよ。仲が良い友達のことは、食物アレルギーを持っているか知っているはずです。また、お菓子なら日本のお菓子ではなくアメリカのお菓子の方が良いです。アメリカのお菓子であれば見慣れているし食べ慣れているため、見たことがない外国の物を食べるよりも安心します。でも、逆に、外国のお菓子を見たら食べたい子供もいるかもしれませんのでアメリカと日本のお菓子両方を持って行って選ばせるという方法もあります。
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