茶色くならないリンゴ = 遺伝子組み換えリンゴ
塩水やレモンを少し入れた水にリンゴをさっと漬けて、リンゴの切り口が茶色くならないようにしますが、そんなことしなくても茶色くならないリンゴがついに2016年の後半に販売されることになりました。
この許可をもらったのはカナダの会社であるOkanagan Sprcialty Fruits Inc.です。
2011年から米国農務省に茶色くならないリンゴの販売の許可を求めていて、ついに茶色くならない2種類のりんごの許可をもらいました。許可が下りたのは先月、2015年2月です。
この2種類のりんごとは、Arctic Golden と Arctic Grannyです。
どちらも遺伝子組み換えりんごです。
遺伝子組み換えリンゴの実験的な栽培はアメリカとカナダで何年も行われていることで、Okanagan Sprcialty Fruitsが特に力を入れていたのはGolden Delicious と Granny Smithりんごです。そしてこの二つが米国農務省に許可されたのです。
この2種類の他、フジりんごと、Galaりんごも遺伝子組み換えりんごとして実験栽培されています。
Okanagan Sprcialty Fruitsはアメリカで販売される遺伝子組み換えリンゴの種類を増やそうとしてるわけです。
フジりんごも遺伝子組み換えりんごとしてアメリカで販売される日は遠くないってことのようですね。
問題なのは、アメリカの法律で遺伝子組み換え食品にはGMO(遺伝子組み換え食品)だと表示しなければいけないと規制していないことです。よって、消費者は知らずに遺伝子組み換え食品を買ってしまってるわけです。
この遺伝子組み換えりんごも、このりんごが販売されるようになるまでに法律が変わらない限り、何の表示もなく販売されるということでしょう。
では、消費者はどうしたら良いのか?
遺伝子組み換えりんごを食べたくないなら、オーガニックのりんごを買うしかないです。
Source:
http://www.arcticapples.com/blog/neal/us-deregulate-arctic%C2%AE-apples
http://fruitgrowersnews.com/index.php/news/release/43595
http://www.ewg.org/agmag/2015/02/apple-day-too-much-pesticide-spray
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