アメリカで子宮検査や乳がん検査を受ける
OB/GYN(Obstetrics and Gynaecology)をオービージーワイエヌと読みます。 Obstetricsは産科学のことで、Gynaecologyは婦人科のことです。
Pap Smear (Pap Test) 子宮検査
アメリカでは20歳から25歳以上の人は子宮の定期検査を毎年受けることを薦められてます。 子宮の入り口の細胞をこすり取ってきて、それをガラスに塗り、一つ一つの細胞を染色して顕微鏡により異常な細胞がないかどうかをみます。 子宮の入り口のがん検診で何か異常をみつけられると、子宮の入り口のどの部分に異常があるのかを調べなければなりません。
子宮検査は産婦人科で受けるか、ファミリードクターで身体検査(Physical test)を受ける時に一緒に受けることもできます。 ファミリードクターで受けたければ、定期健診で行った時に子宮検査もするか聞かれます。 産婦人科で毎年受けてるなら更に受ける必要はありません。子宮検査を受ける頻度は一年に一度ですが、年齢や症状などによって違いますので、医師の指示に従いましょう。
必ず看護婦が一緒に検査室に入るので安心
アメリカでは、医師が男性の場合は、子宮検査の時に、医師と患者が二人きりになることは絶対にありません。必ず女性の看護師が一緒に部屋に入ります。子宮検査の初めから最後まで看護婦が医師の隣に立っています。医師が女性の場合は、看護婦は入ってきません。
子宮検査の結果はだいたい一週間後に電話か手紙で報告されます。
Mammogram 乳がん検査
アメリカでは40歳を過ぎたら毎年乳がん検査を受けることを薦められています。
乳がん検査は、Solisなど乳がん検査専門のオフィスで受けるのが一般で、子宮検査と一緒に同じ婦人科で受けれるのではありません。普通の婦人科に乳がん検査用のレントゲンの機械を装置していないからです。乳がん検査の場合は、一般的にテクニシャンと呼ばれる検査を行う人が女性のため、検査室には患者とテクニシャンだけです。
予約に使える英語のフレーズ
I need to make an appointment for Pap Smear(パプスメアー).
I need to make an appointment for an annual check-up.
I need to make an appointment for an annual exam.
**an annual check-upとan annual examはどちらも一年検診という意味で、産婦人科では、子宮検査のことです。
予約当日に聞かれること
一番最近に子宮検査をした日にち
一番最近の生理の日にち
妊娠歴、流産歴(初診の場合のみ、初診用に渡される書類で聞かれます。)
すぐに答えられるように、準備しておきましょう。
避妊薬 Contraception
避妊薬を手に入れるにはドクターからの処方箋が必要です。産婦人科か一般のファミリードクター(メディカルドクター(MD)とも呼ぶ)と予約を取って避妊薬が欲しいと言えばいいだけです
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