アメリカの市販の鎮痛剤の種類と違い、どれを買うべき?
痛み止めの飲み薬、つまり鎮痛剤は、一般的に家庭で常備しているだろうと思います。今回は、処方箋なしで買える鎮痛剤についてお話します。
Pain killer
まず、鎮痛剤は、英語で何というのでしょう? 一般的に、pain killerと呼ばれています。
アメリカの家庭にある一般的な(市販の)pain killerは、下の4つです。
- アドビル Advil- (イブプロフェン ibuprofen )注意:英語ではアイビュープロフェンと発音します)
- タイレノール Tylenol– (アセトアミノフェン acetaminophen)
- アリーブ Aleve– (ナプロキセン Naproxen )
- アスピリン Aspirin
この4つの鎮痛剤がどんな痛みに優れているかは、下の一覧表を見るとわかります。(参照:insider)
この表によると、頭痛で優れているのは、Tylenol(タイレノール)。
Advil(アドビル)は、解熱、生理痛、二日酔い、筋肉痛、鼻水、喉の痛み、耳の痛み、歯の痛み、に効く。
Aleve(アリーブ)は、二日酔いと関節炎に効く。
また、少量のAsprin(アスピリン)は、心臓発作や脳卒中を予防する。確かに、血をサラサラにする薬としてアスピリンを毎日服用する人がいますね。
これらの薬は、Walgreens や CVSといった薬局、またはKrogerなどスーパーの中の薬コーナーで買えます。
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困ったら薬剤師に聞いてみよう
具合が悪いけど病院に行く前に市販の薬で治るか試してみたいけど、どの薬を買えばいいか分からない?それなら、お店の薬剤師に聞いてみよう。自分の症状を言えば、喜んで薬を選んでくれるはずです。
幼児用のシロップ状の薬
子供が発熱した時や頭痛など痛み止めとして、子供用のタイレノールがアメリカで利用されています。シロップ状のタイプはブドウやチェリーの味がします。アメリカの子供の薬にブドウやチェリーの味が付いているのはごく一般的です。この味が美味しいらしく、私の子供はもっと欲しいなんて言うくらいです。シロップタイプの他に、お菓子のラムネのように固形状のタイプもあります。
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