アメリカ生まれの「オレンジチキン」の始まり

アメリカ生まれの中華料理「オレンジチキン」の始まり

アメリカのパンダエクスプレスが日本にも店舗を出すようになり、長蛇の列が出来るほどの人気だとネットで読みました。美味しい中華が食べれる日本で、何でパンダエクスプレスが人気を出すのか理解できませんが、オレンジチキンといったアメリカナイズした中華が珍しいということのようですね。

アメリカではパンダエクスプレスはフードコートでお馴染みで、モールのフードコートには必ずと言えるほど入っています。私自身は、モールのフードコートでは、パンダエクスプレスはいつもを素通りするだけ。アメリカナイズした中華を食べるならPeiWeiの方が好きです。

パンダエクスプレスが日本に上陸したのは2度目、1度目は失敗だった

さて、パンダエクスプレスが日本に上陸したのは今回で2度目。2001年に初めて日本に上陸し、8店舗をオープンしたそうですが、2010年には1店舗も残らず閉まってしまったそうです。つまり、一回目の時は、今ほどオレンジチキンが人気を出さなかったということでしょうか?

オレンジチキンはアメリカ生まれ

オレンジチキンは中国にはない。アメリカのカリフォルニアで誕生した食べ物です。ウィキペディアによると、オレンジチキンはパンダエクスプレスのハワイ店で働いていたアンディ・カオというシェフが発明したと言われているそうです。それ以来、パンダエクスプレスの看板アイテムとして知られていますが、オレンジチキンがアメリカであんまりにも人気があるので、アメリカにある家族経営など小さなチャイニーズレストランでもオレンジチキンを販売しています。やはり、ローカルの人が好むアメリカナイズした中華料理を売らなければ商売にならないということでしょう。

また、中華系のレストランにしてみれば、アメリカ人は誰でもオレンジチキンをオーダーすると思っているのかもしれません。ユーチューブで人気の中国語がペラペラの白人男性をご存じですか?この人がニューヨークのチャイナタウンの中のレストランに入って、自分が中国語を話せるということは初めは隠して、英語で何が美味しいの?とお店の人に聞くのですが、お店の人が勧めたのはもちろんオレンジチキン。

アメリカのオレンジチキンは、砂糖がたっぷり入ってとっても甘いのですが、日本のパンダエクスプレスのオレンジチキンはどうなのでしょうか。日本人向けに砂糖を減らして甘すぎないように作っているのでしょうか?日本人好みの味付けに変えているのかな?次回日本に行ったらパンダエクスプレスに行ってみようかなと思います。

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