フィラデルフィア州のスタバで黒人男性2人が逮捕された事件以来、ソーシャルメデアでは、人種差別に関する会話が続いています。
この男性二人が逮捕される様子を捕らえた動画を見て、ショックを受けた人が多い中、www.npr.orgは、ツイッタ―では、「自分はちっとも驚いてない」と言っている人もたくさんいると報道し、そういった人たちのコメントを取り上げています。
イーロン ジェームス ホワイトさんという人のツイッタ―のコメント。
「白人が多い場所にいる時は、いつも気を張って、自分の周りに注意を払うようにしている。 何が起こるかわからないから。不安な気持ちが高まる。」
別の人で、オルオさんという人は、ツイッタ―で次のように言っている。
「今回のスタバの従業員による人種差別的扱いで、私が驚いているのは、この事件で驚いている人達のこと。 (黒人が)毎日、どれだけのハードルを越えなければいけないか、みんなは全く分かっていない。 (黒人に対する)人種差別は、早い子だとプリスクールの時から始まる。人種差別でたくさんの命が奪われている。
統計を見ればわかること。 黒人の子供は、プリスクールの年齢でも子供として扱われないで、暴力的な妨げとして扱われる。 プリスクールを退学させられる黒人の子供は、白人の子供の4倍。
4歳の子供の話よ。」
オルオさんは、ツイッタ―で次の書き込みもしている。
「ミズーリー州、セントルイスの中学生に会いに行きました。 彼らは黒人とヒスパニックの生徒たち数人で、自分たちが学校の遠足に行った時の話をしてくれました。帰る途中、クラスの皆でサンドイッチ屋に寄り、先生が生徒全員にポテトチップスと飲み物を配ったんです。生徒たちはそれぞれサンドイッチを買う$5くらいを持っていた。 カウンターにサンドイッチを買いに行ったとき、お店の人が、生徒の一人にポテトチップスを一袋盗んだだろうと言い出したんです。そして、警察を呼ぶとまで言い出した。
生徒の先生が、盗んでなんかいない、と生徒をかばっても、お店の人は絶対に盗んだと言い張る。
このポテトチップスはこのお店で売られている種類と違うと言っても、お店の人は信じない。
私が皆にわかって欲しいことは、あのスターバックスで起きた事は、こんな風に突然予期せずに起きるパターンの一例にすぎないってこと。」
ニューヨークのジャーナリストであるウィリアム ケッチャム氏は、お店に行ったときにするべき事について父親と話したことを次のように述べている。
「父親は私たちに、お店にどれだけ長くいようが、ちょっとしかいなくても、いつも必ず何かそのお店で買うように言ってました。そうすれば、何か盗もうとしている奴だという風に見られることや、怪しい奴だと言う風に見られることがないだろうから。」
ケッチャム氏は、怪しい奴だとお店の人に見られないために、欲しくない飲み物や家電にお金をたくさん使ったと言う。
「ガススタンドに行く時は、必ず何かを買うだけでなく、トイレを使いたいときは、お店の人に「ここで何か買うつもりですが、その前にトイレに行きたいんだ。」と言う。」
そして、警察と話すときも同じように話すと言う。
「警察に 「はい、今から、財布を取りますよ。 財布は私のズボンの後ろのポケットに入ってます。 今から後ろのポケットに手を延ばして財布を取りますよ。」 と言うんだ。
こうやってるから助かってるとも言えるね。 まだ生きてるし、拘置所に入れられたこともないし。
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