ダラスカウンティーでは、2500人以上の新型コロナウィルスの感染者が出ていて、64人の感染による死者が出ている。そのうちの半分以上の死者が、先週一週間で出たという。
こうした中、4月21日、ダウンタウンのディーリープラザに約100人が集まり、州や都市政府による外出禁止令を抗議するデモがあった。
抗議デモに集まった市民は、「シャットダウンをシャットダウンしたい」と訴えた。
dallasnew.comの報道によると、「怖いんでしょ。わかるわよ。でも、私は怖くない。だから仕事させて。」、「私たちは、コロナではなくジェンキンズ(ダラスカウンティーの最高指導者)とアボット(テキサス州知事)に殺された。」といった看板を持って、明らかに外出禁止令を直ちに止めて欲しいと訴えている。
このデモに参加した市民は、自宅隔離するかは自分で判断できることであって、政府にここなら行ってもいいけど、ここはダメと言われる必要はない、と言っている。
このデモは数時間続いた。同日、ダラスカウンティーでは外出禁止令に関する会議が行われていて、外出禁止令を5月15日まで延長すると決まった。
テキサスでは4月2日より、州全体に外出禁止が実施されている。
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