アメリカのハンディーキャップ用の駐車場スペース、知っておくべきルール
アメリカの駐車場には必ずあるハンディーキャップ専用パーキングスペース。アメリカに住む人は、ハンディーキャップ専用パーキングスペースのルールは、絶対に知っておくべきです。「間違って駐車しちゃった」なんて言い訳は通用しません。
電車の優先席のようなもの?
このハンディーキャップの駐車スペースは、特定の人を優先したスペースという意味では、日本の電車内の優先席に似ています。しかし、アメリカのハンディーキャップの駐車スペースは、誰も使用していないから、空いているから、ちょっとだけだから、数分で戻って来るからと、使用することはしません。
ハンディーキャップのスペースに駐車する権利がない人は、ちゃんとルールを守ります。どんなに駐車場が混んでいて、ハンディーキャップの駐車スペースしか空いていなくても、ハンディーキャップのタグを持っていない人が駐車するということはまずありません。
ハンディーキャップの駐車スペースのルールとは?
- ハンディーキャップ用の駐車スペースを利用するには、ハンディーキャップ用のタグが必要です。このタグは車内のバックミラーにぶら下げるようになっています。
- 自分がハンディーキャップでなくても、ハンディーキャップのタグを持っている人と一緒に車に乗っていれば、運転しているのが自分でも、ハンディーキャップのスペースに駐車出来ます。
罰金は大きい
- ハンディーキャップのタグなしでハンディーキャップのスペースに駐車しているのを見つかったら、罰金が大きい。また、ハンディーキャップのタグを人から借りてハンディーキャップスペースに駐車するというのは、ハンディーキャップの人と一緒でなければ、違反。見つかったら罰金を取られてしまいます。その罰金の金額は州によって違う。例えば、カリフォルニアだと、$250から$2500。テキサスでは、その額は最高$1250で、その上に最高50時間のコミュニティーサービス(道の横に落ちているゴミを拾うなど)をやらされる。
まとめ
知らなかったでは、すまないことですので、ハンディーキャップの駐車スペースに駐車してしまわないように気を付けましょう。
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