数日前に、プールでの水の事故に気を付けましょうと記事を載せたばかりですが、今日、子供と行った友達の家のプールパーティーで、大人がお喋りに夢中になっている時に子供二人が危なく溺れてしまいました。命は誰も落とさず救急車に運ばれることもありませんでしたが、二人とも沈んでしまい水を沢山飲んでしまいました。恐ろしい経験でしたので、皆さんにもこのようなことが起きないようにお話ししたいと思います。
まず、ニュースによると、アメリカでは、水の事故で溺れて亡くなるというケースが増えているため、全米のあちこちで医師が子供の水の事故に気を付けるようにと言っています。その理由の一つとして考えられることは、新型コロナによりプールのレッスンを受ける子供が減ったことと、すでに泳げる子供でも練習不足により泳ぐ力が落ちてしまったからということらしいです。テキサスだけでも今年に入って5月初めの段階で14人が溺れて亡くなっています。
さて話を戻しますが、数年前に怖い経験をしたにもかかわらず、今回は水泳のレッスンに通って泳げるようになったので水泳用のベストなど着用しなくても大丈夫だし、溺れる心配もないだろうと思ってしまったのです。このプールパーティーを振り返って考えて、問題だったなと考えられることをまとめました。
1.大人が一人もプールに入っていなかったし、監視も一人もいなかった
このプールパーティーでは、大人は一人もプールに入っていませんでした。水に入っていたのは5歳から9歳の子供たちだけ。ダイビングプールのためプールの中心が12フィート(約3.65)メートル。真ん中がそんなに深いのだから、尚更、家の主人が入るとか、誰でもいいから大人が一人プールに入るようにするべきだったと思います。また、プールに入る大人の代わりに、監視をする大人が一人いるべきでしたが、一人もいませんでした。
アメリカでは、プライベートの水泳教室を誕生日パーティー会場として貸切ることが出来ますが、そういった時でも、水泳教室のライフガードが少なくても二人は来て水の中の子供たちを監視してくれるものです。つまり、子供がプールに入っているときは、ぜったいに監視する人が必要だということです。
2.水の深さを知らされていなかった
プールの真ん中が12フィート(約3.65)メートルも深いということは知らされていなかった。
以前に何度もこのプールで遊んだことがあったので、もしかしたら以前に聞いたことがあったのかもしれません。いずれにしても、まさかそんなに深いとは知らず、私の娘がプールの真ん中まで行ってしまい、足が届かなくてパニックになって沈んでしまい、その時に友達(M)が助けようとしたのだけど溺れかけている私の子供に下にひっぱられて二人とも下に落ちていってしまったのです。Help! Help! と二人は叫んだそうですが、お喋りに夢中になっている私たち大人には聞こえませんでした。幸い、二人は無事に水面に上がれましたが、その時に、プールから上がらせてプールで遊ぶのは止めさせるべきでした。でも、ピザを食べたり外でゲームをやるなどして一度はプールから出たものの、もう一度プールに戻ったのです。
3.バックグラウンドの音楽
バックグラウンドの音楽がパーティーの雰囲気を上げてくれてとても良かったのですが、音楽がなければ子供がHelp!と叫ぶ声が聞こえたのではないかと思います。音楽のボリュームが大きかったのか、スピーカーの下に私が座っていたのか分かりませんが、子供の声よりも音楽の音の方が大きかったのを覚えています。
4.お酒を飲んでいるかどうかは関係ない
私の主人が、大人はアルコールを飲んでいたのかと聞きましたが、一人もアルコールを飲んでいませんでした。事故が起きるとアルコールのせいにされることが多いですが、アルコールを飲んでいなくても簡単に子供から目を外して会話に夢中になってしまうものです。
5.溺れている人が助けようとしてくれている人を掴むのは当たり前
今回、溺れそうになった私の娘は、沈んでしまった自分を救助しようとしてくれた友達を掴んで、そのため今度は友達が下に沈んでしまって水を飲んでしまいました。二人とも怖い経験をしたわけです。でも、その子のお母さんは、自分の娘が危なく溺れてしまったためショックのあまり、私の娘を「人を掴んで引っ張ったらダメよ」と叱っていました。でも、溺れている時は子供も大人もパニックになってしまい、何かにつかまろうとするのは当たり前です。
水泳用ベスト
アメリカの市民プールでは、輪の浮き輪は禁止されているためベストがお勧めです。
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まとめ
この記事の初めに言ったように、新型コロナによりプールの練習を怠っている子供が多いというように、私の子供も新型コロナにより水泳の練習に通わせるのを止めていました。本人も練習不足で泳げなくなってきてると今回のプールで実感したそうです。やはり何事も練習が大切ですね。練習をしなければ腕が落ちるのは当たり前です。今すぐ、水泳のクラスに入れようと思っています。
これから夏の間は特に、プールに入る機会が増える時期です。水の事故には気を付けてください。
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