子供の誕生日を学校で祝うーアメリカではごく普通の事

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子供の誕生日を学校で祝う

アメリカでは、誕生日はとても特別な日として考えられているため、誕生日の日は、世間も特別な日として大目に見てくれます。

例えば、仕事場で、誕生日に休暇をとっても問題ない。実は、アメリカでは、誕生日の日に仕事を休むのは、当たり前のようになっています。

レストランでは、誕生日に来てくれたお客さんにはケーキを無料で出してくれたり、歌を歌ってくれたりとサービスしてくれます。また、誕生日の日には無料で食べ物や飲み物をくれる飲食店もあります。
そして、学校では、生徒の誕生日をクラスメートと祝うことを許可しています。

そこで、今回はアメリカの学校で祝う誕生日についてお話します。

学校にケーキを持って行ってクラスメートと一緒に誕生日を祝う

日本では考えられないことですが、アメリカではごく一般的なことです。特に小さな子には一般的。幼児から小学3年生くらいでは、当たり前なくらい、誰もがクラスで誕生日を祝います。

学校が用意するのではない、親がやる

学校やプリスクールで祝う子供の誕生日は、学校が用意、手配することではありません。親がやることです。やるかどうかは、親が決めることです。

やるかどうかは、もちろん親の都合もあるでしょうが、子供が寂しい思いをしないためにも子供も聞いてみるべきです。一つ、考慮するべきとととして、先生が作る毎月のクラス新聞のようなお知らせの中に、その月に誕生日を迎える生徒の名前が載っていることがあります。アメリカでは誕生日は重要なことですからね。そのため、クラスメートは今月は誰の誕生日か知っています。カップケーキが食べれるだろうと期待しています。笑

親はケーキを届けるだけ

通常、親はケーキなどを届けるだけ。と、言ってもセキュリティー上、教室にまでは入れません。学校の建物の中の事務室に持って行きます。後は先生に任せます。先生は、タイミングを見て15分くらいの時間を作ってくれます。ハッピーバースデーの歌をクラスの皆で歌って、その後にケーキを食べるというシステムです。

何歳までやるのか?

だいたい3年生くらいまでは、クラスのほぼ全員がやり、その後は、だんだんと人数が減るようです。もちろん、学校で何歳までという制限がない限り、生徒が続けたければいつまでも続けられることです。中学生や高校生になると、こういったことはしませんが、生徒がケーキを持って学校に行き、カフェテリアでランチの時間に友達と食べるということはあるようです。

知っておくべきこと

1 学校でお祝いする誕生日に関する方針

学校によっては誕生日にケーキなどを持ってくることが禁止されているということもあります。また、私の小学生の子供の学校では、教室で誕生日を祝うには、最低でも48時間前に担任の先生に連絡をしなければならないというルールがあります。

2.担任の先生にやってもいいか確認する

担任の先生にそういった時間を作ってもらえるかどうか確認する必要があります。子供の誕生日の数日前から1週間前に、実は、この日が私の息子の誕生日なんだけど、クラスでお祝いしてもらえますか?なんて風にメールしてみる。学校で誕生日をクラスで祝うのが禁止という方針がない限り、担任の先生がダメと言うことはまずありません。それだけ、アメリカでは誕生日は特別な日とされていますからね。私の経験ですと、娘の誕生日をクラスでお祝いすることに、もちろん、いいですよ!と言ってくれくれる先生ばかりです。

2.ナイフを必要とするケーキはダメ

簡単に終わらせるために、ナイフで切るケーキはダメというルールがあるのが一般的です。
「ナイフが必要ない、手で食べれる」が基本です。クッキー、カップケーキ、ドーナツが最適です。

しかし、カップケーキは、フロスティング(クリーム)で子供の手や机がベトベトになってしまいがちなので考えるべきです(先生が嫌がる)。

私の子供の小学校では、保護者の説明会で、先生方が、誕生日に持ってくるカップケーキのフロスティングはバニラ(白)にして欲しい。青いフロスティングは、机に付くと色が落ちないので青いフロスティングはやめて欲しいと言っていました。

3.手作りはダメ

一般的に、学校は家で作った手作りの食べ物を禁じ、お店で買った物でないといけないというルールがあります。

4.何時にケーキを持って行くべきか先生に聞く

誕生日のカップケーキ(又はドーナツなど)を持って来て良いと先生の許可をもらったら、何時に何処に持って行けばいいかも確認しましょう。

小学校の最年少であるキンダーガーテンと小学生はおやつの時間があるので、先生はおそらくおやつの時間に食べようと言うかと思います。それが、一日の中のどこかに、生徒のお母さんが用意してくれたケーキをクラスの皆と食べる時間を作ってくれます。 指定された時間に持っていけないのなら、事務室に預けれます。先生とそのようにアレンジしておけば、先生が事務室に取りに行ってくれます。

5.お皿やペーパーナプキンは親が用意する

クラスにもペーパータオルはありますが、クラスの物を使わずにすむように、家からペーパータオルや紙の皿を持って行くべきです。フォークも要りません。紙皿の代わりにペーパータオルで十分です。

注意:ろうそくは用意しない! ろうそくは持っていけません。

6.先生の分も忘れずに

人数を数えるときに、担任の先生も数に入れるのを忘れないように。

カップケーキ

学校で祝うお誕生日で子供に人気があるのは、やはりカップケーキ。6個入りや12個入りがスーパーで買えます。 小さい子供用にカップケーキの上にプラスチックの指輪などオモチャが付いているタイプは小さい子供に人気があります。

写真上:icmollys.com

おもちゃが上に乗っているタイプは、小さな子供に人気

写真上;i.pinimg.com

ドーナツ

ドーナツも無難です。グレーズのドーナツでもOKですが、デコレーションしたものの方が誕生日らしい。当日に、ドーナツ屋さんに行って、その時にお店にあるドーナツの中から選ぶよりも、誕生日用にと言って、どんなドーナツが欲しいか事前にドーナツ屋さんと相談しておくのを薦めます。特に、数が20個以上だったり、全部同じドーナツに揃えたい場合は、予約した方がいい。

 

クッキー

クッキーならCostcoの24個入りのクッキーがお薦めです。美味しい、大きい、安い。マカダミアナッツ入りはナッツアレルギーの子供がいるかもしれないのでやめて、チョコチップ入りのクッキーがベスト。チョコレートチップクッキーはアメリカで一番人気があるクッキーです。

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