家の中の事

アメリカの生活で、家の中のゴミの出し方やエアコンの使い方、シャワーヘッドの変え方など、アメリカの家の中のベーシックな情報

アメリカのバレンタインデー、日本と違う点

アメリカのバレンタインデー、日本と違う点 2月14日は、バレンタインデー。アメリカの正式な祝日ではないため、ビジネスや学校は閉まることなく通常通りですが、アメリカ人の好きなホリデーです。1日中、「Happy Valentine's Day!」というお祝いの言葉が人々の間で交わされます。それは、ハロウィーンの日にはHappy Halloween!、イースターの日にはHappy Easter!と言うようなものです。 バレンタインデーと言えば、花束。花屋さんは大忙しです。スーパーの花屋さんコーナーも、普段の何倍にも花束が並びます。また、アメリカでは、バレンタインデー用に特別販売されるクリスピークリームのドーナツも人気です。 さて、他にはどのように日本と違うのでしょうか? 日本のバレンタインデーは、日本独特 日本のバレンタインデーは、日本独特で、デパートでバレンタインデーのチョコレート売り場に集まる買い物女性客の姿が話題としてニュースにとりあげられたりすることはよくあります。日本のバレンタインデーと比較しながら、アメリカのバレンタインデーについてお話しします。 1.男性が女性にチョコレートをあげるのか? バレンタインデーに、女性が男性にプレゼントするというのは、日本独特のことです。日本のバレンタインデーは、あんまりにもユニークすぎるため、外国人は面白いと思うようで、日本のバレンタインデーに関しする記事がよく書かれています。 アメリカのバレンタインデーは、男女関係ありません。愛する人にプレゼントする日として、男性でも女性にプレゼントします。 どちらかと言うと、男性が女性にプレゼントするという方が多いような感じです。男性がバレンタインデーの花束を買う姿を良く見ます。 2.好きな人にだけあげるのか? 義理チョコというのも、日本独特のバレンタインデーの習慣です。アメリカには、義理チョコのような習慣はありませんが、ロマンチックな気持ちがない人へもバレンタインデーのプレゼントをあげても変ではありません。バレンタインデーの花束についての記事でも書きましたが、バレンタインデーの花束を友達にプレゼントする人も増えているように、チョコレートやカードを友達にあげても変ではありません。 例えば、私は、友達にバレンタインデーのチョコレートをあげることもあります。 3.バレンタインデー = (イコール) チョコレート ではない バレンタインデーにあげるプレゼントは、チョコレートばかりではありません。もちろん、GODIVAなどチョコレート会社は、バレンタインデー用のチョコレートを販売しますが、バレンタインデーのカードだけあげる人もいますし、花束も一般的です。 4.高級のチョコレートでなくてもいい 日本では、チョコレートなら何でも良いわけではなく、高級なチョコレートや可愛いラッピングのチョコレートなどとこだわりますね。バレンタインデーのチョコレートを販売するお店が女の子でいっぱい、ギューギューになるのも日本ならでは。アメリカでは、安いチョコレートをあげたら失礼とか可哀想なんて風には考えません。自分の予算で買える物で良いのです。スーパーで買えるハーシーズ チョコだっていいのです。バレンタインデーの時期になると、ハーシーズ チョコといった安いチョコレートからGODIVAといった高級なタイプまでスーパーで同じ棚に並んで販売されます。最近では、GODIVAのチョコレートは、GODIVAの店に行かなくてもCostco や Amazon でも買えるくらいです。スーパーでは、1月の半ばくらいからバレンタインデーのチョコレートやグッズがずらっと棚に並びます。 関連記事:アメリカのチョコレート、美味しくてお土産にも喜ばれる   HERSHEY'S KISSES Solid Milk Chocolate Candy, Valentine's Day, 7 Oz. Box 5.手作りチョコレート = 本命 ではない バレンタインデーに手作りチョコレートをあげるというのは、アメリカではあまり一般的ではありません。でも、チョコレートでコーティングしたいちごは、バレンタインデーのスイートとしてアメリカで人気があり、これを手作りする人はいます。 どちらにしても、手作りのチョコレートをあげたからって、その人への気持ちの大きさを表すという意味は、アメリカにはありません。もし、そういうつもりで片思いの大好きな人に手作りチョコレートをプレゼントしても、その人がアメリカ人であれば通じません。そういった暗黙のジェスチャーで気持ちを表すのではなく、カードも一緒に添えるべきです。 6.カードで気持ちを伝える 日本では、チョコレートをあげる = I LOVE YOU かもしれませんが、アメリカではそういったハッキリした意味合いではありません。特に、アメリカ人には、自分の気持ちを伝えるには、口で言うか、気持ちを表現したカードをあげるべきです。上手く自分の気持ちを文章に表すのが苦手なら、バレンタインデー用に愛のメッセージがプリントされているカードをあげましょう。   関連記事: アメリカの学校で祝うバレンタインデー  

アメリカで、ヨガをやりたい人のためのスタジオ選びのコツ

ヨガがアメリカで人気を出したのは20年代から30年代の間だそうです。2023年の段階では、全米にあるヨガスタジオの数は42314。州で見ると、一番多いのはカリフォルニア、続いてニューヨーク、テキサス。私自身、テキサスでホットヨガを始めたのは、2007年。それ以来、ずっと続けています。毎週、5日間、一週間で8クラス(約8時間)の汗だくでやるほどホットヨガが大好きです。 この記事では、アメリカでヨガスタジオに通いたいと思う人のために、ヨガスタジオを選ぶ際のキーポイントを私自身の経験に基づいてまとめました。 ヨガスタジオは、全部似たり寄ったりとは限らない。 入会するまえに、一度はスタジオでクラスを受けてみるべきです。一般的に、1回目は無料でクラスを受けされてくれるスタジオもあれば、10日で20ドルとか、2週間で40ドルなんて風に入会しようか考えている人のための特別なお試し期間を格安で提供しています。 メンバーになるかどうか決める前に考慮するべき事柄: ヨガスタジオの雰囲気 - クラスの部屋の大きさ、床の素材(木材か、カーペットなど)、鏡は壁にあるか、窓はあるか、部屋の明るさはどうか、音楽はかけるか、部屋の全体的な雰囲気はどうか・ ヨガインストラクターの資格と経験- 資格(teacher’s certification )とヨガを教えている経験年数。良さそうだなと思うスタジオが見つかれば、スタジオに足を運ぶ前にウェブサイトでインストラクターの写真、名前、資格と経験を見る。どこで資格を取得したかもいい目安になります。 クラスのタイプとスケジュール - ヨガの種類は色々ありますから、どんなクラスを教えているか、またクラスの時間が自分のスケジュールに合うかどうか。仕事の前にクラスを受けたい人のために朝5時のクラスを、そして仕事の帰りによってクラスを受けたい人のために夜7時や8時のクラスを提供するスタジオもあります。また、アメリカでは、一般的に週末のクラスの数は、平日よりも少ないものですが、週末にクラスを受けたい人は、週末のクラスのスケジュールはスタジオによってどう違うか比較するのも良いと思います。 ヨガスタジオのアメニティー - 例えば、シャワールームや着替える部屋はあるか、ヨガマットの無料の貸し出しはあるか、バスタオルやフェイスタオルは貸してくれるか、貴重品を入れる鍵付きのロッカーはあるか。シャワーがあるかどうかは、スタジオ選びの大きなキーポイントとなります。シャワーは家で浴びるからいいと思っても、スタジオにシャワーがあれば、ヨガで汗をかいてもクラスの後にシャワーを浴びてすっきりして仕事や遊びに出かけられるので、とても便利です。 ホットヨガの熱さ ー アメリカでホットヨガは人気があるため、ホットヨガを提供するスタジオが多いわけですが、ホットヨガと言ってもスタジオによって色々です。温度が高いだけでなく湿度の高さも関係しますから、温度と湿度によって汗だくになるか、ちょっと汗が出るくらいかが左右されます。 入会する前に試しのクラスを受ける ー スタジオのクラスの雰囲気が気に入って、スケジュールの時間も自分のスケジュールに合う、値段もいい?それでも、まずは、実際のクラスを受けてみることをお薦めします。同じクラスでもインストラクターによってクラスの内容が大きく違う為、自分の期待している内容のクラスが受けられるかどうか入会する前に、試しのクラスを受けて自分で確認するべきです。最初のクラス一つは無料で受けさせてくれるか、最初の1週間はお試し期間として20ドルでクラスを受け放題かもしれません。 インストラクターの教え方 ー クラスを受ける人の手や足の位置などポーズを直して正しく教えてくれるインストラクターもいれば、一切直さないインストラクターもいます。クラスの前で実際に自分もヨガをやりながら教える人もいれば、口で次はこのポーズと言うだけで実際にはあまりお手本として見せないインストラクターもいます。 クラスは予約制か - 予約や一日のスケジュールの管理のアプリが発達するするにつれ、最近は、クラスの予約も携帯で出来るようにアプリを使うスタジオが多くなっています。アプリで、クラスの予約を入れ、予約のキャンセルも出来ます。スタジオとしては、クラスに来る人の数が事前にわかるのは便利です。クラスが満員になれば、ウェイトリストにも名前を載せることが出来ます。もし、誰かがキャンセルしたら、ウェイトリストの最初の人がウェイトリストから外されクラスを受ける人の一人になります。 私は、2007年にヨガを始めてから、5か所のスタジオでヨガのクラスを受けました。始めたばかりの初心者だった頃は、インストラクターの斜め後ろにヨガマットを敷いでクラスを受けたものです。インストラクターを手本にして見るには斜め後ろが私には一番良かったからです。 ヨガのスタジオ選びの際に、ヨガの初心者である人は、インストラクターがクラスの前で最初から最後までお手本となってクラスを教えてくれるかどうかも考慮シュル重要なポイントです。口で次はこうしてああしてと指導するだけで、生徒の前に立ってデモンストレーションとなるインストラクターばかりではないからです。ヨガのそれぞれのポーズの名前が分かるようになれば、耳で次はこうしてああしてと指導する声を聴くだけで自分でその動きが出来るわけですが、それは結構上級の人です。 最近、私は、スタジオを変えたのですが、この新しいスタジオは今までいった事があるスタジオとは大きく違います。そのため、一番最初に体験のクラスを受けた時は、とても変わったスタジオだと思いました。しかし、その変だなと思った事の一つ一つが好きになり、今ではそれに慣れてしまったので今まで通っていたスタジオに戻ったら今度はそっちが変だと感じるだろうと思います。 現在通っているスタジオは、ヨガのクラスを行う部屋が小さくて、隣同士のマットが15センチ間隔。ぎゅうぎゅうです。腕を横に広げて伸ばすなんて出来ません。そんな狭い部屋に28人の生徒が入れるのですが、クラスが満員になることは頻繁にあります。最初は、その部屋の狭さに抵抗がありました。なんせ、今までは隣の人と十分が感覚があり腕を広げたら隣の人にぶつかってしまうなんてことはなかったからです。でも、私は、28人もの人が小さな部屋で一緒にヨガをやるというのは沢山の人のエネルギーを感じテンションが上がります。そして、クラスの間ずっと、音楽がガンガンに流れます。この点も、今まで経験したヨガと違ったため、異様に感じたのですが、それにも直ぐに慣れ、今ではこのうるさいほどの音楽がないとつまらないと感じるだろうと思ってしまいます。そして、何よりも自分に驚いているのは、新しいスタジオのヨガの部屋には鏡がないのですが、それに私が慣れた事です。今までは、鏡なしでは片足で立つのは難しい、鏡がなくては体の左右のバランスがチェックできないなんて思っていました。それが、鏡がなくても平気になったのです。スタジオのオーナーでもありインストラクターでもある一人が、わざと鏡を壁につけなかったと言っていました。鏡が無ければ、自分の身体の中に意識を持って行くようになるからだと。なるほどと思いました。 最近は、フィットネス系のクラスが人気があるため、ヨガだけでなくフィットネス系のクラスも提供するスタジオがありますが、自分はどんなタイプのクラスが好きか知るために色々なクラスを受けてみるべきです。    

アメリカ英語を学ぼう:アメリカでの会話は挨拶から始まる

dallajapaのアメリカ英語を学ぼうにようこそ。 何事も、方法は沢山あるわけで、英語の勉強法も色々とあります。中高生の学校での英語の授業以来、英語を大人になってから本気で学んだ者として、私の経験によりこのサイトにて英語の勉強に役立つ情報を提供します。   アメリカ人のように英語で会話が出来るようになるコツは、単語をひたすら暗記することではない。 会話のキャッチボールというフレーズが日本にありますが(アメリカでは使わない言い方)、その意味の通り英語でも自分と相手の間で会話がキャッチボールのように続いたらいいのにと思っていませんか?それには、シチュエーションによって典型的な会話の始まりから終わりまでという会話の流れを知っておくことが必要です。 1.挨拶で始まる Good morning まずは、これから。これくらい、自分は言えると思っているかと思います。でも、日本での「おはようございます」と英語でのGood morningは少し違うことを知っておくべきです。 ダラスの日本人補習校での光景を思い出します。校長先生が学校の建物の入り口の外に立っていて、元気よく挨拶をしましょうという名目で、登校する生徒一人一人に大きな声で校長先生に「おはようございます」と言わせていました。その声は大きければ大きいほどいい、大きい声で挨拶する子は元気だということだったので、生徒たちは、はほぼ怒鳴っている、叫んでいるのと同じでした。外国人から見たら、生徒がなぜ大人に向かって怒鳴っているのだろうと不思議に思う光景だろうと思いました。 大きな声で「おはようございます」と怒鳴れば元気だと思われるというのは、アメリカではない考えです。気を付けてください。逆に、なぜ大声を出して言うんだ、なぜ怒鳴るんだと驚かれてしまいます。驚くだけでなく、怒鳴る叫ぶというのは乱暴な行動の一つですので問題になります。特に、学校ではダメです。 そして、日本の「おはようございます」は一方通行。アメリカでは、good morningと誰かに言ったら、その人も必ずGood morningと返します。日本語の「おはようございます」は、相手が「おはようございます」と返すことはあまり期待されていませんね。仮に、相手が「おはようございます」と返さなくても、それは失礼にならない。 それと、クリニックや事務所などに入る際に「おはようございます」と言う必要はありません。誰かの家に入る時に、「ごめんください」と言うのと同じ感覚で言うのでしょうが、アメリカではその必要はありません。その上、Good morningと言うのは、誰かに言う事であるため(その人の顔を見て)、はたから見たら誰に good morning って言ったのだろうと思われます。背後から good morningと言っても通じません。その人の名前も言えば別です。例えば、Hi John! Good morning! のように。そうすれば、振り返ってGood morningを返してくれます。 そして、笑顔を忘れずに。暗い声で笑顔なしで、Good morningは、やめましょう。これでは、何も言わない方がましです。暗い声で笑顔なしでGood morningと言ったら、相手にどうしたの?大丈夫?と心配されてしまうだけです。 相手に聞こえたかどうかも重要です。私の仕事場で働いていた日本人スタッフは、オフィスに入る時、ドアを開けながら必ず「おはようございます」と言って中に入る人でした。誰かに言っているわけでもなく、ドアを開ける瞬間に「おはようございます」と言うべきだと思っているようでした。そして「おはようございます」と一度言ったのだから、もう一度、言う必要はないと思っていたようで、私の顔を見た時に私に「おはようございます」と言うことはなく、挨拶を飛ばして仕事の話を始めるというのがいつものパターンでした。また、アメリカ人のスタッフには、good morningとその人の前を通りながら言う。アメリカでは、Good morning. だけでは終わりません。その後に続いてHow are you doing?と言うのが一般的です。 昼間でも挨拶から始まる 朝は、Good morningと言っても、昼間はGood...

アメリカの Thank you と日本の「ありがとう」の文化的に違う点を知る

感謝の気持ちを伝えたい時にお礼を言うのは、日本もアメリカも同じ。なので、「英語は苦手だけど、お礼を言うくらいは出来る!」と思っているかと思います。しかし、実は、これに関しても日本とアメリカでは違う点があるのです。長年のアメリカ生活に得たアメリカ人感覚で、つまりアメリカのレンズを通して見た日本とアメリカの違いをお話します。 「ありがとう」と言う時は、笑顔で言うか、声に感謝の気持ちを込める。 これは重要です。特に、相手に感謝の気持ちを伝えたいのなら。 ある日、仕事中に、お昼休憩から戻って来た日本人の同僚が「休憩ありがとうございました」と言ったので、その声がする方へ顔を向けると、ありがとうと言っているその顔は真顔。それも、私の顔を見るわけでもなく、足を止めるわけでもなく、私の横を通りながらまるで独り言のようにただ言葉を発したようにしか見えませんでした。とても変だなと感じました。アメリカの感覚で見るととても変です。そこで、何が変なのか分析してみました。 まず、この日、特別に休憩を与えたわけではありませんので、「休憩ありがとうございました」と言う必要ありません。アメリカでは、もし、この場合に何か言うとしたら、「I'm back.」これは、休憩を終えて仕事に戻りました。今からまた仕事します、という意味です。I'm back.はわざわざ言う必要もありませんが、日本の「ただいま」に似ていますので、どこかにちょっと行ってたけど戻って来た時に使う言葉としてよく使われます。 次は、笑顔がないし、声に感謝の感情が一切ない。これなら、何も「ありがとう」と言うのは無駄です。 相手の目を見て言わない。これでは誰にありがとうと言っているのかわかりません。   何にお礼を言っているのか明確に 日本語の「あの時はありがとうございました」とか「先日はありがとうございました」、曖昧で一体何に対してありがとうと言っているのかわかりません。英語だと、何に感謝しているのかを言うので何に感謝されているのか分かりやすい。例えば、Thank you for making the time to see me. または、もっと短く簡単に、Thank you for your time. なんて風に、よく使われるフレーズですが、これは、忙しい中、わざわざ時間を割いてくれてありがとうと言う意味です。ビジネスの場ではミーティングの最初の挨拶や最後のお礼の言葉として使えますが、ビジネスの場だけでなくカジュアルな場でも使えます。 Sorry をThank youの代わりにしない 例えば、車が渋滞していたなどで約束の時間に遅刻したとします。この場合、日本語で最も一般的に使われるフレーズは、「遅れてすみません。」遅刻したことに対して謝るのも大切ですが、待っていてくれたことに対して「ありがとう」は言うのはどうですか?その方がアメリカっぽいです。 I'm sorry I'm late. ...

このフレーズの意味を知っていれば、人に腹を立てることがなくなるはず「You never know what someone is going through」

英語のフレーズには、なるほどと考えさせられる意味を持つフレーズがあると、私は思います。 その中で、私が好きなフレーズは、You never know what someone is going through. So, be kind. 意味は、他人の事はその人にしか分からない。その人に何かが起きて辛い思いをしているのかもしれないし、その人にしかわからない事情がある。その日に何か悪い知らせを受けたのかもしれない、愛する人が病気かもしれない、愛する人を亡くしたのかもしれない、など、例は幾つも考えられるわけです。なので、人の態度や言った事にイラっとしても、あの人はああだ、こうだと決めつけてしまうのではなく、きっと何かがあったのだろうと理解してあげ、その人に優しくなろう。 確かに、このフレーズの意味の通りであるなと私は感じます。 この言葉の意味を常に頭に入れておけば、また、イラっとした時には、このフレーズを思い出せは相手に対しておおらかな気持ちになれるだろうと思います。 この言葉の意味としていい例はないかと探したところ、ある話を見つけました。 ある女性の話です。旦那さんが病院に入院してからの毎日、病院に見舞いに行くわけです。朝は、スタバといったカフェに寄ってコーヒーを買い、その足で病院にお見舞いに行く。ある朝、いつものようにコーヒーを買いに行くと、長い列がお店の外まで続いていたそうです。ああ、これでは病院に行くのが遅くなってしまう。旦那さんが心配するだろうと焦って、自分の前に並んでいた人に、先に行かせてくれるかお願いすると、もちろんですと譲ってくれただけでなく、列の一番前の人にまでこの女性を先に行かせてくれないか声をかけてくれたそうです。すると、みんな心よくもちろんです!と言ってくれたそうです。女性は、このお店での出来事に、皆の優しさにとても心に触れたと言います。 そして、毎晩、ケーキ屋さんに寄って大きなバナナのパイを買って帰るのが習慣になっていたこの女性は、ある時、お店の人に、個人的な質問をされたそうです。アメリカではよくあることです。きっと、毎晩パイを買いに来るのはなぜだろうと思ったに違いありません。そこで、自分のことを簡単に話したそうです。旦那さんが病院に入院していて、毎日病院と家の行ったり来たりで忙しいということを話したのだろうと思います。すると、お店の人は、パイ代を受け取らなかったそうです。その後も、何度もお店にパイを買いに行っても、いつも一番大きなサイズのパイを箱に入れてくれてお金は取らなかったそうです。その人のその優しさがとても嬉しかったと言います。 この女性は、自分の人生で一番つらかった時を乗り越えられたのは、友達や知らない人からの親切があったからだと言います。こういった人からもらった親切は、忘れることはない。いつまでも心に残ることだと。人への親切は、忘れられることがない、いつまでも人の心に残ることだと言います。 誰かの言葉や態度にイラっとしたら、怒らないで、何かあったのかなと考えてあげる気持ちを持つようにしよう。 そして、人には親切に。どんなに小さな親切でも、人の心に大きく触れるかもしれません。 関連記事: アメリカの「怒り」に対する考えが日本と違う - dallajapa  

アメリカの秋と言えば、オレンジ色のカボチャ、パンプキンパッチなど楽しみがいっぱい

暑い夏から秋に変わるのは暦の上では、だいたい9月22日。この日、一日の半分つまり12時間ずつ昼と夜に分かるわけですが、アメリカも地域によってはまだまだ夏のような気温が続くところもあるわけです。例えば、私が住むテキサスの北側では、まだまだ暑い日が続き、秋らしい気温や景色に変わるのは10月過ぎです。 アメリカの何処に住んでいても、アメリカの秋と言えばオレンジ色。オレンジ色のカボチャが収穫されるのは秋であるし、木の葉も黄色やオレンジ色に変わり外の色がなんとなくオレンジ色に染まります。アメリカの秋と言えば、秋の代名詞となるものが沢山あります。 アメリカの秋と言えば? 1.オレンジ色のカボチャ 2.パンプキンパッチ 3.ハロウィーン 4.スタバのPSL、パンプキンスパイスラテ 5.パンプキンスパイス オレンジ色のカボチャ オレンジ色のカボチャは、季節の食べ物として人々が楽しみにしているというわけではなく、食用としてよりも家のデコレーションとして買う人の方が多いです。カボチャを使った料理では、パンプキンパイは、感謝祭の食事では代表するデザートでありますが、パンプキンパイを作るためにオレンジをカボチャを買うというのは、デコレーションとして玄関口に飾っていたカボチャを感謝祭が過ぎた後に、捨てるのはもったいないからとパンプキンパイを作るなんて話は聞きますが、生のカボチャから料理をするよりも、缶詰のパンプキンパイのペーストを使う方法の方が一般的です。 パンプキンパッチ アメリカに住んでいれば、パンプキンパッチという言葉を耳にするだろうと思います。でも、一体、パンプキンパッチって何のこと?パンプキンパッチとは、秋に収穫されたカボチャを販売することです。畑や広場に、沢山の大きなオレンジのカボチャがごろごろと無造作に並んで販売されます。 ただカボチャを販売するだけでなく、子供向けの遊びや、ハロウィンのお菓子などを用意して、お祭りにしている所もあります。10月は、パンプキンパッチが各地の色々な場所で開催されます。市が催すパンプキンパッチもあり、教会が開催するものもあります。アメリカでは、パンプキンパッチはアメリカの1年の楽しい行事の一つです。 数百個並ぶオレンジ色のカボチャ 畑や広場に、沢山の大きなオレンジのカボチャがごろごろと無造作に並んでいる光景は、日本では見れません。思い出となるいい写真が取れるのは間違えなし。良い写真を撮るには、太陽が頭の上に昇っている時間帯は避けるべき。 写真を撮るだけでも見るだけでも良いですが、これらのカボチャは全て売り物です。 気に入ったカボチャがあればワゴンに乗せて会計の場所まで運んで清算してください。大きいカボチャは量り売り。デコレーション用の手の平サイズのカボチャは、$1から$2で買えます。 このカボチャをくりぬいて作ったお面(jack o lantern) オレンジ色のカボチャはそのままを玄関口に飾るだけでなく、カボチャを顔のようにくり抜くこともあります。顔にくり抜いたカボチャを jack-o'-lanternと呼びます。その中にロウソクを入れれば、ランターンになります。このカボチャのお面の由来は結構面白いのですが、実はこの由来を知らない人が多いのです。アメリカ人に、jack-o'-lanternの由来を知っているか聞いてみたら、意外にも知らいという人が多いですよ。 くり抜いたカボチャの肉は捨てずに、料理に使ったらカボチャ料理が出来ていいだろうと思いますが、あまりそんなことをする人はいません。(笑い)アメリカでは、料理に使うカボチャは缶に入ったペーストを使う方がもっと一般的です。 関連記事: フラワーマウンド市のパンプキンパッチ わらで作った迷路など昔の田舎の遊びが楽しめる パンプキンパッチで楽しめる遊びは、昔の時代の遊び。例えば、写真は干草を重ねて作った迷路。そのほか、干草を積んだ車の荷台に沢山の人が座って、広場の中を走るのを楽しむというヘイライド(Hay ride)もあります。また、アメリカのお祭りにはかかせないバウンスハウスなどもパンプキンパッチではつきものです。      

シャワーヘッドをホース付きのに換える

アメリカのアパートについているシャワーは、壁に固定されています。日本のシャワーのように手で持って自由に動かせるシャワーヘッドにしたければ、自分で簡単に変えられる。