米、ローマンレタスを食べて食中毒、犠牲者32人

ローマンレタスを食べて腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生している。
そのため、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)が、ローマンレタスを食べないようにと呼びかけている。 現在、スーパーではローマンレタスの販売はされていない。また、レストランでもローマンレタスの使用はしていない。

写真のような丸ごとのローマンレタスだけでなく、すぐに食べれるように切って袋に入っているシーザーサラダや、のローマンレタスも混ざっているサラダミックスなどもである。

 

アメリカ疾病管理予防センターは、次のように呼びかけている。

1. 家庭にローマンレタスがあれば、食べないで捨てる。たとえ、既に少し食べていて食中毒にならなかったとしても、捨てるように。

2. ローマンレタスが置かれていた冷蔵庫の中の引き出しや棚を消毒する。

3. 食中毒の症状が出たら、次のことをする。

医師に相談する。
食中毒にかかる前にどんな物を食べたか書き留める、
市の健康医療局(health department)にすぐに報告する。

 

犠牲者32人

今のところ、犠牲者の数は、アメリカの11州で32人。
最初の犠牲者が発生したのは、2018年10月8日。この日から10月31日の間に、アメリカの11州で32人が食中毒になり、13人が入院し、死者はまだ出ていない。

下は、アメリカ疾病管理予防センターが11月20日に発表した州別による犠牲者の数。

California、 10人
Connecticut、 1人
Illinois、 2人
Massachusetts、2人
Maryland、 1人
Michigan、 7人
New Hampshire、 2人
New Jersey、 3人
New York、 2人
Ohio、     1人
Wisconsin、 1人

合計32人
 
 
Source:
www.cdc.gov

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