米:スーパーの従業員の中でも新型コロナウィルスの感染による死亡者が出てきている

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新型コロナの感染が広がり、政府から必要以外の外出は控えるようにと命令されていますが、スーパーは生活に必要なビジネスとして開いています。

dallasnews.comの報道によると、何千人という人が全米のスーパーで働いていますが、多くの従業員が、勤務中に着用するマスクなどきちんとした防具を与えらないまま、一日に何百人という買い物客の対応をしていると言っているそうです。

そして、ついに最近になって、新型コロナウィルスの感染が確認されたスーパーの従業員が数十人と出てきているようです。

4月6日(月)、Trader Joe’sのニューヨークの店舗の従業員一人が新型コロナウィルスの感染により亡くなりました。感染前も健康に問題があった人だそうです。また、メリーランドでも一人、シカゴでもWalmartの従業員2人が亡くなったそうです。

専門家は、スーパーで働く従業員の中で新型コロナの感染者や感染による死者が増えているのは、スーパーは生活に必要なビジネスとして営業の継続を許可されている、また、忙しさに応じて何千人もの短期バイト員を雇っているからだと説明しています。例えば、アメリカで最大のスーパーのWalmartは、10,000人も新たに雇っているそうです。

専門家は、コロナの騒ぎが始まってすぐに、スーパーが従業員にマスクや手袋を着用させなかったのが大きな間違えだった。またそれを徐々に変えて行くようになっても、今度は新しく従業員を雇うのも難しくなっていると説明。最近は、新型コロナウィルスに感染するリスクがあるとわかりながら短期の仕事に就くよりも、失業のままのほうがいいという人が増えているらしい。

スーパーの中には、新しい対策法として、レジで働く人にスニーズガードという透明の壁をレジの人と客の間に設置したり、レジに並ぶお客さんには6フィートの間隔を取って並ぶことを必須としている。また、Walmart とKrogerは、シフトを始める前に従業員の熱を計り、手袋とマスクを着用させるようになったらしい。

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