美しさはほんの皮一重に過ぎない、形が悪い果物や野菜にもそう言えます。でも、アメリカでは見た目が悪い食べ物は、消費者が嫌がるため、米国農務省の推定によると全国の30から40%の食べ物が捨てられてしまいます。
その現実を変えようと、2年前にサンフランシスコでImperfectという会社が出来ました。Imperfectは、見た目が悪く破棄される野菜を使って家庭の野菜や果物の食費を30から50パーセント下げようと、破棄野菜を家庭に送るホームデリバリーサービスをする会社です。
Imperfectが販売する破棄野菜とは、質が悪かったり、傷がついた野菜や果物ではなく、見た目が悪いだけ。 普通にスーパーで販売される野菜や果物と質の良さは変わらない物ばかり。 例えば、大きさが普通よりも小さいとか大きい、又は、形が悪いだけ。
Imperfectが販売する野菜や果物には4種類の箱詰めがあり、100パーセントオーガニックの野菜と果物、果物だけ、野菜だけ、そして全部が混ざった箱。
オーダーは公式サイトwww.imperfectproduce.comで申し込み、配達は住んでいる地域によるが数日で配達される。
値段は、箱の大きさと中身による。7パウンドから9パウンドの小さい箱に入ったオーガニックの野菜と果物は、$15から$17. 大きい箱に入った25パウンドのオーガニックの野菜と果物は$39から$43.オーガニックでない野菜や果物は箱の大きさによって$11から$27.配達料金は、1回のオーダーにつき$4.99.
今年1月にはロスアンジェルスにも支店を作り、8月には、オレゴン州のポートランドに、そして10月にはシアトルに支店を出しました。12月にはシカゴにも支店が出来ます。
Imperfectによると、この会社が出来てから、7百万パウンドもの野菜と果物が捨てられずに済んだそうです。
アメリカで問題になっている食品の破棄がこのように解決されているのは素晴らしいことです。
ダラスにもこの会社が来ると良いですね。
参照サイト
www.chicagotribune.com/dining/ct-food-ugly-produce-home-delivery-coming-chicago-20171103-story.html
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