アメリカ人はピーナツバターが大好き
アメリカ人は、年間に一人当たり大匙22つのピーナツバターを食べるそうです。それに比べて、ヨーロッパでは一人当たり大匙1つ以下というからアメリカ人はホントに好きなんだなということがわかります。第一世界大戦頃に、安くてお腹にたまる食べ物としてピーナツバターが作られ、それ以来アメリカの食生活に定着しているということらしいです。
セロリにまで?
ピーナツバターが入ったお菓子、クッキーやチョコレートがアメリカでは人気ですが、ピーナツバターをスプーンでまるでアイスクリームでも食べるかのように食べる人もいますし、セロリのくぼみに入れて食べる人もいます。誰が考えたのかセロリとピーナツバターという組み合わせは驚いてしまいますが、美味しいそうです。(私は試したことがありません。)
お弁当にも人気なPB サンドイッチ
アメリカで一番人気があるサンドイッチと言えば、PB&J(PBJ)とも呼ばれるピーナッツバターとジェリーやジャムを挟んだサンドイッチ。ジェリーとはジャムのようにパンに塗って食べる甘いものですが、ジャムと少し違います。ジャムは果物と砂糖を煮詰めて作りますが、グレープジェリーは果物からとったジュースだけを使って作ります。名前の通りゼリー状です。PB サンドイッチに使うジャムとして一番人気があるのはグレープジェリー。
PB サンドイッチは、安く、手早く作れて美味しいということで、お弁当としても人気があります。日本ではおにぎりのようなものです。子供が学校に持って行くお弁当で、PBサンドは定番。ただ、学校によってピーナツが入った食べ物を学校に持って行くにあたってのルールがありますので、見落とさないように。ピーナッツアレルギーを持つ生徒が間違ってピーナツを食べてしまわないように、特にキンダーガーテンや小学生低学年のランチ時間やおやつ時間には、ピーナツに関する厳しいルールがあります。
アメリカで人気のピーナツバター入りのチョコレート
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ピーナツバターの種類
大きく分けて2種類:細かく刻んだピーナツが沢山入っているチャンキーと呼ばれるタイプと、ピーナツを完全に潰して滑らかにしたチャンキーでないスムーズなタイプがあります。また、塩が入っていないタイプと塩が入っているタイプ。
日本のピーナツバターとは違う
日本のピーナツバターは、ピーナツの風味なだけでピーナツは原料に入っていないのではないか、味も見た目も全くアメリカのピーナツバターとは違います。アメリカのピーナツバターは、普通は甘くありません。なので、ジャムと一緒に食べるのですが、中には、ハチミツで甘くしてあるピーナツバターもあります。例えば、Justin’sのピーナツバターにはハチミツが入っている種類もあります。とても美味しいですが、甘くないピーナツバターにハチミツを入れれば、同じ味が出来上がります。
Justin’s Peanut Butter
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ホールフーズのピーナツバター
私がお勧めするピーナツバターは、ホールフーズで買える自分で機械から絞り出す高級なピーナツバターです。値段は少し高めですが、数ドル多く出すだけの価値はあります。自分の好きな量を入れ物に入れて買えます。オーガニックのシールがついていないのには、蜂蜜が入っているので甘い。私は特にこの蜂蜜入りのピーナツバターが好きです。お薦めです。この蜂蜜入りのピーナツバターが好きなのは、私だけでなくとても人気があるようで、売り切れていることが多い。
セントラルマーケットにも同じようにピーナツバターの機械から出して量り売りするタイプがあります。Sproutsにも似たようなのがありますが、プリパックされています。
ヌテラ
PBサンドイッチが子供のお弁当として人気ですが、ヌテラも人気があります。ヌテラは、ヘーゼルナッツクリームです。チョコレートクリームのようなヌテラクリームを挟んだサンドイッチも子供のお弁当に人気があります。
ピーナツアレルギーも多い
こんなにピーナツバターがアメリカの食生活の中で重要でも、ピーナツアレルギーを持つ人もいるため、ピーナツアレルギーを持つ生徒を守るために学校は真剣に対応しています。ピーナツアレルギーを持つ生徒は、ピーナツを食べてしまわないように自分で気を付ければいいと本人任せではなく、学校がピーナツ類の食べ物を学校に持って来ていけないとルールを徹底しています。ピーナツアレルギーに関してはこちら。
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