上の絵をベビーフードやミルクのパッケージで見たことがあるかと思います。
Gerber社が会社のイメージキャラクターとして90年前から使っている赤ちゃんの絵です。 この絵の実際の赤ちゃんはドロシー スミスさんという方で、2016年の11月に90歳になりました。
当時4ヶ月だったドロシーさんをスケッチした人が、コンテストにそのスケッチを入選したところ最初のGerber babyとして選ばれたのです。
そして、今、2018年のGerber babyとして選ばれた赤ちゃんが話題になっています。
話題になっている理由は、初めてのダウン症の子だからです。
2018年のGerber babyに選ばれたのは、ジョージア州に住む1歳のルーカス ウォーレンくん。
アメリカの朝の人気番組Today Showに両親と一緒に出演しました。
両親は、ルーカス君のことを「よく笑い、人を笑わせてくれる子だ。」と話していました。
親戚からGerber babyコンテストのことを耳にし、ルーカスを入選してみた母親は、後にインスタグラムにもルーカス君の写真を載せてみた。
その後、応募者14万人の中から2018年のGerber babyとして選ばれたそうです。
Gerber社は、ルーカス君を選んだ理由は、ルーカスくんの笑顔と幸せいっぱいな表情がGerber社のみんなの心を射止めたからだと言っています。
Gerber社は、Gerber babyのコンテストを次のように説明している。
Gerber babyとして選ばれる赤ちゃんは、Gerber社のどんな赤ちゃんでも全ての赤ちゃんがGerber babyであるという信念を基に選ばれる。
「そして、ルーカス君は、今年のGerber babyにぴったりの赤ちゃんとして選ばれたのです。」
ルーカス君の父親は、ルーカス君がGerber babyに選ばれたことに対し次のように述べている。
これによって多くの人の考えが変わるといいなと思う。 世の中が知的障害や身体障害者に制限をつけるのではなく、もっと受け入れるようになって欲しい。彼らも世の中を変える人間に
なる可能性はあるのだから、他の皆と同じように。
ルーカス君の母親は、ルーカスをダウン症の赤ちゃんとしてだけではなく、元気いっぱいで、面白く、音楽と人に接するのが好きな子供として見て欲しい、と言っている。
Source:
today.com
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