要らない物をガラージセールで売る

04/16/2016

家の中の要らなくなった物を処分する方法としてガラージセール (garage sale)はアメリカで人気です。
ガラージセールは、ヤードセール (yard sale) やムービングセール (moving sale)とも呼ばれています。
呼び方はどれにしろ、家の外でやります。ガラージの中でやったり、家の前の庭やドライブウェイでやります。
他にEstate Saleというのもあります。これは、家の人が亡くなった後や、引越しで家の中の大部分の物を処分する場合に行います。　家の中で行います。

ガラージセールをやるにあたって準備などどんな手順を踏んでいくか

日にちを決める

日曜日よりも土曜日の方がお客さんが多いと聞きます。ですから土曜日に始めて、残った物を翌日に売る。ただし、カレンダーで祭日と重ならないように選んだ方がいいですね。祭日だと家族で出かけてる人が多いのでお客さんが少ない。　そして、気候も選んだ方がいいです。寒い冬にガラージセールはあまり見かけません。春と夏が人気の季節です。

２．何時に始めるか

午前中にやのが一般。朝は子供を学校に送り届けたお母さんにその帰り道に寄ってもらえるように７時から８時ごろから始める。それで売れ具合でたたんでしまう。看板に８時からと書いたら、８時前から外で待ってる人がいるのはよくあることです。ですから、人が集まったらすぐに始められるように７時ごろから物を外に出して、並べてと準備をしましょう。

３．看板をだす

道端にガラージセールのサインを出して人を呼ぶ。自分で作ってもいいし、WalmartやHome DepotなどでGarage Saleのサインを買って、家の前の芝生と車の通りが多い道の真ん中にも立てる。当日に出すよりも数日前に出して通行人に知らせる。

４．何を出すか、何がが売れるか

ガラージセールに出すものは何でもオーケー。例えば、。キッチン用品（食器、調理器具）、洋服、小物、電化製品、本、ゲーム、ＤＶＤ，家具など。こんな物は売れないだろうと思っても意外に売れるのでびっくりです。半分くらい使ったローションやシャンプーでさえも売れたくらいです。ホテルのシャンプーや石鹸をジップロックの袋にまとめて入れて出してみたら、これも売れました。何がよく売れるかですが、人気の商品は子供の物。子供服、靴、バッグ、本、おもちゃ。クリスマスやハロウィーンなど季節の小物もその時期が近い場合は特によく売れるようです。ゲームも人気。電化製品や家具はガラージセールでは微々たるお金でしか売れないので、まずは知りあり、友達に声をかけてみるのをお勧めします。

５．幾らで売ろうか

ガラージセールはなんでもバカ安で売るもんです。何でも安く売らなきゃ買ってくれない思ったほうがいいです。例えば洋服は平均１ドル、２ドル。洋服と言っても、どういった種の洋服か、ブランド物か、そしてコンディションによりますが買った値段の１０％～２０％くらいで売るのが無難です。そんなに安く売れないと思うなら自分が希望する金額をつけてみて、興味のありそうな人がいたらその人の顔を伺いながら交渉して値段を下げればいい。値段が貼ってあるのに”これ幾ら？”と聞いて半分に値切ろうとする人が多いので初めから値段を高めにつけるのもイイ方法です。又、使用済みの靴下など小さな衣料品はジップロックの袋に入れて束売りする。一足ずつ売るよりも束売りしたほうが早く処分できるからです。本は種類によって値段つけるのもいいけども、どれでも一冊１ドルと一定の値段で売ったほうが売る側も買う側も簡単。ＤＶＤも本と同様に一定価格で売る。ゲームはＤＶＤよりも高い値段で売れます。ゲームは早く売れる商品です。

６．値札をつける

洋服などに値段をつけられるように糸がついた値札が箱入りで売ってます。こういった値札は便利ですが、安い値段のタグを引っ張って自分が欲しい物につけてその値段を払おうとするずる賢い人も要るので注意。タグに値段だけでなく品物の名前もつけるのが賢い方法。例えば、ラフルローレンの白いシャツに値段をつけるなら、値段だけでなくラフルローレンとどのシャツだか分かるように書くとか。食器などに値段のシールを貼る場合は剥がれてしまわないようにシールの上にパッキングテープを貼る。

７．売るものは多いほうが人が集まる
隣近所と合同でやるのもいいし、友達家族を誘ってやって品数を増やす。私は友達７家族のガラージセールに参加したことがあります。７家族分の大量の品物をガラージとドライブウェイと庭に広げてやりました。その家がメキシコ人が多い地域にあったこともあってお客さんが沢山きて、売り上げも良かったです。複数の家族でガラージセールをやるなら、精算の時に誰の品物か分かるように値札に自分のイニシャルを書く。票にそれぞれの名前（イニシャル）を書いて売り上げがあるたびに金額をその人の欄に記入する。こうすると最後に計算し易い。

８. 手伝ってくれる人は多い方がいい

ガラージセールは自分一人でやるのは大変すぎます。精算する人、見張りの人、お客さんの手伝いをする人の最低３人は用意した方が良い。見張りというのはお金を払わないでこっそり持って行く人がいないかの為です。道路側に一人、二人立たせてるといいです。

9. 小銭は沢山用意しておく

ガラージセールは小さなお金での売買ですから特に一ドル札とクオーターを沢山用意しておくように。