記事更新日:3/6/2021
国によって、自分の国にはない習慣や文化があって当然です。そういった馴染みない習慣は、良いなと好感持つことであったり、「何それ、変なの!」と思う変なことであったりします。日本にも、ごく普通の事として日本人がやる習慣や風習でも、外国人からの視点では、変だなと思うことがあるようです。
今回は、あるサイトで見つけた「日本の変な風習」についてお話します。日本を訪れた外国人や日本に住む外国人が一般的に思う、日本の変な風習だそうです。
1.エスカレーターの右側を空ける
エスカレーターの右側を空けて左側に立つ。これは、日本独特です。とても不思議な光景です。この暗黙のルールを知らずに、右側に立って右側を塞いでしまうと、後ろから急いで駆け上がって来る人がイライラする。
外国人にとってなぜこれが変なのか?
他の国の事は私はわからないので何とも言えませんが、アメリカの空港では、最近は、あの動く歩道の上は片側に立ち、反対側を急いでいる人のために空ける人もいます。でも、一般的に、モールなど空港以外の場所でのエスカレートは違います。普通に広がって立っているので人を抜かして上に歩いて上がるのは不可能です。
2. お歳暮とお中元、贈り物を軽く断る
日本でギフトをあげるシーズンであるお歳暮とお中元。これも日本独特。また、友達の家に行くときは手ぶらで行かない。また、ギフトをもらったら、その場でギフトを開けない。これも外国人が日本独特だと言います。
外国人にとってなぜこれが変なのか?
お中元とお歳暮がギフトのシーズンであり、友達の家や人を訪れる時に絶対と言ってもよいほど、手ぶらで行かない(ギフトを持って行く)ということは、日本独特の風習。でも、そういった風習が当たり前でありながら、ギフトをどうぞと渡されると、「そんな、気をつかわなくてもいいのに~」なんて風に軽く断り、「じゃあ、頂きます。」と控えめに受け取る。これも、他の国の人には理解できないこと。アメリカでは、プレゼントをどうぞとあげた時、ありがとうと受け取るのが普通であって、「いやいや、結構です。受け取れません。」なんて言ったら、本気で断られたと思ってがっかりしてしまいます。
3.トイレ用のスリッパがある
日本は、スリッパが大好き。友達の家に遊びに行くと、スリッパをどうぞと勧められます。そして、トイレに行くときはそのスリッパを脱いで、トイレ用のスリッパに履き替える。
トイレから出る時は、トイレ用のスリッパを脱いで、さっき履いていたスリッパに履き替える。
なぜこれが外国人には変なのか?
まず、日本では、家の中がほこりが落ちているかもしれないので、素足で家の中を歩かせるのは失礼だとお客さんの事を考えて、スリッパを履いてくださいと良かれと思って勧めますね。でも、アメリカでは、そんな理由があるとは思いもしません。何で、スリッパを履かなきゃいけないのかわかりません。でも、人の家に訪れたら、その家のルールをリスペクトしますから、言われた通りにスリッパを履くかもしれません。でも、これは、日本にいて日本人の家を訪れた時です。アメリカで日本人の家に行く場合は、アメリカ人の態度が違うかと思います。アメリカでは、何かを勧められても、自分が欲しくないこと(物)や、やりたくない事は、「No thank you」と丁寧に断っても失礼と思われません。なので、スリッパをどうぞと勧めても、「No thank you」と断る人が多いかと思います。
4. 麺類をズルズルとすする
麺類をズルズルと音を出して食べるのは、日本では良いマナーであり、感謝を表現していることでもある。なので、こっちが気持ち悪い!と顔に出しても日本人はラーメンをすすって食べるのを止めないし、美人な日本人女性だってズルズルと音を立てて食べる。とこの記事は説明しています。でも、どうでしょう? ズルズルと音を出して麺類を食べるのは、良いマナーでも感謝を表現するためでもないと思います。でも、確かに、キレイな日本人女性がズルズル食べるのを見るのは外国人にしては魅力的でないと思うでしょうね。
なぜこれが外国人には変なのか?
日本では、麺類だけでなく、熱いお茶でもすすって飲みますが西洋の文化では、これはどちらもタブー。行儀が悪いことと思われているのでやりません。さらに、咳をしたり、喉に痰がからんで喉をならした時も、 相手に気持ち悪いと不快感を与えてしまうことと考えられているため、”Excuse me”と言うくらいです。
5.手で「おいで」と挨拶するジェスチャー
日本でやる手招きの仕草は、アメリカでは「あっちに行け!」の仕草に似ているため、勘違いされてしまうようです。でも、正確には同じジェスチャーではありません。日本でやる「おいで、おいで」のジェスチャーは、手の平を下にして親指以外の指4本を自分の方に動かしますが、アメリカの「あっち行け!」のジェスチャーは、手のひらを下に向けるのは同じでも指を相手の方に動かします。でも、早く指を動かせはどちらにも見えますね。
なので、「おいで」とジェスチャーするには、手のひらを自分に向けて指を受けにする。そして、「おいで」と指を数回曲げる。
6.いらっしゃいませ!!と怒鳴る
店に入ると「いらっしゃいませ!」という声。この声の大きさは色々ですね。この記事では、日本では、店やレストランに入ると、「いらっしゃいませ!!」と怒鳴り声が聞こえると書いています。確かに、怒鳴り声の様に言う人もいますね。また、声が大きく怒鳴っているだけでなく、笑顔もなく「いらっしゃいませ」と言う人もいるけど、どなり声で、笑顔無しでWelcome!と言われてもちっとも歓迎されている気がしないと指摘しています。また、店を出る時にもう一度「ありがとうございました!」と怒鳴られるよ、と書いていますが、これも同じく怒鳴って言われても感謝の気持ちはちっとも感じないということです。納得いきますね。
7. 写真を撮るときのピースサイン
「写真を撮るときにピースサインを見せるという日本の超変なジェスチャーは今では世界的に知られている」そうです。「そういう話なだけじゃなくて、ホントに日本人はやるよ。自分も一緒にやれば変だなと思わなくなるからやってみな。」と外国人に自分もピースサインすることを勧めていますが、確かに、これは、日本独特のジェスチャーです。
次2つは特にアメリカで生活する人には重要
8.ドアを抑えてあげない
「西洋国では一般的に、店に入る時など、後ろから来る人にドアを抑えてあげるのは、当たり前の親切です。でも、日本では違う。誰もドアを抑えないし、誰も抑えてくれるだろうと期待もしない。もし、ドアを抑えてあげたら、びっくりされるか、申し訳なさそうにされる。大都市の東京でさえ誰もドアを抑えない。」
確かにそうですね。これは、アメリカのマナーの一つでもあり、親が子供に小さいときから教えることでもあります。
アメリカでの「ドアを抑えてあげる」という習慣に慣れてしまうと、日本に帰った時にその習慣がないことに唖然とします。
ですから、アメリカに住むには、これを変えなければなりません。男性だけがやることではありません。女性だって、子供だって、やることです。
9.人前で鼻をかむのはマナー違反だけど、鼻をズルズルするのはOK
日本人は、人前で鼻をかむのは失礼とかマナー違反と考えるため、やらない。そのため、鼻水が出たら席を外して、鼻をかみに行く。でも、仕事が忙しくて席を立ちたくないとか、友達の会話を止めたくないからと、その場でズルズルと鼻をすする。
外国人にとってなぜこれが変なのか?
これは、外国人(特に西洋人)が驚くことの一つ。まず、西洋国では、人前で鼻をかむのは失礼でもマナー違反でもない。それに、失礼でマナー違反なのは、鼻をズルズルと人前ですすること。
アメリカで生活する上で、これもアメリカのやり方に変えるべきです。
いかがでしたか?ご意見やコメントを聞かせてください。
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