アメリカはミルクの種類が豊富です。
Grass Fed Milk、つまり、「草を食べてのんびり牧場で育った牛乳」が注目されていますが、牛乳を飲むとお腹をこわす人には、草を食べている牛だろうが、穀類を食べさせられている牛だろうがどうでも良い事です。
でも、そんな人でも飲める牛乳があります。その名はA2ミルク。
ニュージーランドで生まれたA2ミルク
コリー マックランという科学者がケンブリッジ大学に在学中、牛乳の中のたんぱく質がさまざまな影響を人間に与えると知ります。
まず、普通の牛乳は、A1たんぱく質とA2たんぱく質があることを発見。 そして、A1たんぱく質がお腹をこわしたり、お腹が張ったりする原因となることを知りました。
更に発見したのは、牛はもともとは、A2たんぱく質だけを含む牛乳、つまりA1たんぱく質を含まない牛乳をつくっていたが、ヨーロッパの酪農業が進むにつれて、A1たんぱく質が現れ初め、それが世界中の牛に広がって行った、ということ。
しかし、彼は、A1たんぱく質を含まず、A2たんぱく質しか含まない牛乳を作る牛がまだいるだろうと思い、探したところ、そういった牛を見つけたのです。
こうして、A2たんぱく質しか含まない牛乳を販売する会社、The a2 Milk Company™が2000年にニュージーランドに設立しました。
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身体に安全な牛乳
A2ミルクは、A1たんぱく質を取り除いてA2たんぱく質だけを残した牛乳ではありません。
もともとA2たんぱく質しか含まない牛乳をつくる牛から絞った牛乳です。
そして、成長ホルモンや抗生物質、また人工的なものは一切含まれていない。
身体に安全な牛乳です。
何処で買えるか?
ニュージーランドで始まったこの牛乳は、2015年の4月にアメリカで解禁となり、カリフォルニアで販売されるようになりました。 テキサスでは、スプラウツ(Sprouts)に2016年に店頭に出るようになりました。しばらくの間、スプラウツしか買えない牛乳でしたが、最近は、Central MarketやWhole Foodsでも販売されています。
A2ミルクはどこの酪農ファームで作られているのか?
アメリカのネブラスカ州にあるプレーリーランド デイリー(Prairieland Dairy)で作られています。この酪農ファームは、自然のおいしい牛乳ができるための最適な環境で酪農を営んでいます。
記事掲載日; 2/4/2017
Source:
a2milk.com/
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