オリーブオイルと言えば、イタリアやスペイン産を思いつきますが、アメリカでも作られているとご存知ですか?
実は、150年以上前から作られていて、カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、フロリダ、オレゴン、ハワイで作られています。
オリーブオイル用のオリーブだけを作る畑がアメリカには、45,000エーカーもあり、アメリカでのオリーブオイルの売り上げは、ヨーロッパの外では一番。
どんなオリーブオイルがあるか
Extra Virgin
Extra Virgin Oilは、一番グレードが高いオリーブオイル。
オリーブを潰して出た油がエクストラ・バージンオイルで、他に何も混ざっていない。
pure, light, olive Oil
エクストラ・バージンオイルの他、Pure, light, olive oilは、アメリカで一般的なオリーブオイルのグレードです。このように書いてあるものは科学的に精製されたタイプ。それぞれの意味は下記の通り。
Olive Oil:
エクストラ・バージンオイルよりも質が低い。科学的に精製され、5%から15%のエクストラ・バージンオイルやバージンオリーブオイルを混ぜたタイプ。
Pure and/or Light:
こちらも、精製されたオリーブオイルで、ほんの少しのエクストラ・バージンオイルやバージンオリーブオイルを混ぜてあるだけ。
Light 又は、 Extra Light olive oil と書かれているオリーブオイルは、香りも薄く、色も薄い。カロリーが低いという意味ではない。
Refined Olive Oil
こう書かれているタイプは、質の良くないオリーブオイルを精製したオイル。
新しい方が良い、いつ製造されたかの見分け方法
ワインと逆で、オリーブオイルは新しい方が美味しい。フルーツジュースと同じで、味と香りは時間と共に落ちます。
新鮮なオリーブオイルを買うために、日付けを確認しましょう。
この日までに使用した方が美味しいですよという意味の、”best by”の日付けで示されてるのが多く、この日付けは、オリーブオイルが瓶に入れられた日から2年目の日だそうです。つまり、”Best by: May 2015″と書いてあったら、2013年の5月に瓶詰めされたということです。
瓶を開けてから6か月以内に使用した方が良い。
瓶の色、オイルの量
オリーブオイルは光を嫌うため、透明の瓶に入っているタイプよりも濃い緑の瓶や黒い瓶に入ってるほうが良い。
そして、オリーブオイルは酸化しやすいので、すぐに使い終わってしまえるように少ない量のものを買うと良い。
オリーブオイルの色
色は、オリーブオイルの質を意味するのではありません。色にこだわらないように。色は緑っぽい色と黄色っぽい色があり、色の濃さもさまざまです。どの色が美味しいというわけでもありません。
Packed in Italyとか Bottled in Italyってどういう意味?
ボトルのラベルに、「Packed」in Italy と書かれていたら、通常、イタリアのオリーブを他の国のオリーブと混ぜて作られたオリーブオイルであるということ。
また、「Product of Italy」と書いてあれば、イタリアのオリーブで作ったオリーブオイルではなく、他国のオリーブオイルを使ってイタリアで製造しただけという意味。
ところが、「Produced 」や、「Bottled」 in Italyと書かれていれば、イタリアで栽培されたオリーブを使ったオリーブオイルだそうです。
保存の仕方
オリーブオイルが酸化してしまわないよにするには保管の仕方が大切です。
オリーブオイルは光、酸素、熱を嫌うので、涼しく、暗い場所に置き、コンロの横に置かないように。そして、フタはしっかり閉める。
と、いうことは、上の写真のように透明の瓶に入れ替えて、そしてましてや窓側に置いてしまうなんてことは、やめたほうが良いってことです。
テキサスのオリーブオイル
なんとテキサスは、カリフォルニアに続いて、アメリカで第2のオリーブオイルの生産地です。
Texas Hill Country Olive Companyは、Texas Hill Countryでオリーブオイルを製造する会社です。この会社のオリーブオイルは、ネットでも購入できます。
Texas Hill Country Miller’s Blend 250ml $18
Terra Verde Garlic Infused EVOO 250ml $20
Sola Stella 500ml $25
Sources:
www.oliveoilsource.com
Share this content: