赤ちゃんの名付け、西洋的で発音し易い子供の名前をつけるコツ

赤ちゃんの名付け、西洋的で発音し易い子供の名前をつけるコツ

生まれてくる赤ちゃんの名前を考えるにあたって、考慮するべきことが色々ありますね。日本では、昔から、画数や、漢字の意味がとても大切ですが、最近は、そのこだわり度が減ったのか、考えが近代的なのか、駐在などの理由などでアメリカに住んでいる間に、アメリカで子供を出産する夫婦の中には、西洋の名前をミドルネームとして与えるという人もいるようです。アメリカで生活している間は、子供はミドルネームで学校に通い、名前は何?とアメリカ人に聞かれれば、英語の名前を言うということです。

でも、アメリカで出産しても、自分達は、日本人なので、子供にミドルネームはつけないと言う人もいます。ミドルネームを与えなくても、日本人以外の人でも発音しやすいファーストネームを子供に与えたいと考える人は、次のことを考慮すると良いかと思います。

音節が短い名前が好まれる

アメリカでは、音節が短い名前が好まれます。その理由として、「アメリカ人は面倒くさがり屋だから」だそうです。例えば、Angelaという女性の名前。短縮してAngieに。Chiristpherは、Chris。ElizabethはBethやLizというように短くする人が多いのです。免許証やパスポート、学校の入学手続き、保険の申し込みなどには、出生届に記載された名前そのままを使わなければならないのですが、フィットネスクラブの申し込みやホテルの宿泊の申し込みなどには、Angieや Chris、Mikeなど普段使っている短縮した名前を使う人が多いです。

日本の名前は、西洋と全く違う名前だけでなく、音節が多い名前は、アメリカ人には舌がまわならいくらい言いずらいのです。例えば、しんのすけ、りゅうたろう、けんいちろうなど。

避けた方が良いのは?

らりるれろ

日本のRが発音的に英語のRと違うため、リサ、ルナ、サラなど「らりるれろ」が入った名前は、アメリカ人が発音した時は全く違う名前に聞こえてしまいます。

  • リサ 日本人の名前だとRisaになりますが、アメリカなど西洋ではLisaになります。カタカナでは同じでも、ローマ字だと違うだけあって英語の発音も大きく違い、同じ名前には聞こえません。
  • ルナ 知り合いが、アメリカでも呼びやすい名前として、アメリカに駐在中に出産した娘にLunaという名前をつけたのですが、Lの発音を意識しない限り、Runaと言っているように聞こえてしまいます。
  • リナ RinaなのんかLinaなのかによって発音が違うし、どちらも日本人が発音するリナとも発音が違う。
  • ルイ LouieなのかRuiなのかによって発音が違います。
  • アキラという名前。私の子供の学校のクラスにAkiraという女の子がいます。Rが入っているため、発音が日本のアキラと全く違う。そのため、スペリングが同じで実は日本の名前だと、Akiraと机に書いてある字を見るまで、私が気がつかなかったくらいです。

母音をならべる

例えば、Rieと言う名前。eの上にアクセントのマークを付けない限り、発音がリーになってしまいます。Marieのrieの部分と同じ発音です。アイミ(愛美)という名前をローマ字で書くと、Aimiになるかと思いますが、AimiはAmyと同じ発音、つまりエイミーになってしまいます。

「介」で終わる名前

すけで終わる名前。例えば、しゅんすけ、だいすけ、ようすけ。すけ(suke)は、発音しにくいので避けた方が良い。最後にeで終わる言葉は、発音が「い」になってしまいます。例えば、アメリカ人は、空手をKarate、カラティと言い、カラオケ Kataokeをカラオキと発音します。介としてsukeは、「すき」と発音されてしまうので、だいすけの場合、「だいすき」になってしまう。

「く」や「ぶ」で終わる名前

例えば、リク(陸)、ミク(美玖)、タク(拓)などは、Erickのckの部分と発音(ㇰッと詰まるような音)が違います。リク(陸)、ミク(美玖)、タク(拓)のクの部分発音は、cooという言葉の発音に似ています。cooというのは、赤ちゃんが言葉を喋り出す初期の「あー」や「うー」といった音のことであったり、鳩などの小さな鳴き声を意味します。なので、リクと発音してもらいたいのなら、発音的にはri-cooとだ教えれば、ほぼ正しい発音になるかと思います。ノブ(信)という名前も、同じような音が英語にない為、発音が難しい。ノーブーになってしまう。お化けなどが、ばあ!って出てくるような意味で、Boo(ブー)という言葉がありますが、音を唇から押し出すような勢いがあるため、ひらがなの「ぶ」とは音がちがいます。

日本の名前だけでなく西洋にもある名前

Naomi
Ken
Kai
Tami or Tamiko
Mika
Karen

Naomiは、発音が日本のナオミと違いますが、聖書の中に出て来る名前なので、よくある名前です。Kenは日本のケンと発音が同じです。ケンイチ、ケンジ、ケンタなどケンがつく名前は、短くしてKenと呼んでもらえばいいですね。Kaiも日本の名前、カイ(海)と同じ発音です。Tamiは、日本の名前のタミと発音が違いますが、よくある名前です。Tamikoという名前のアメリカ人が私の知り合いにいますが、日本のたみ子と発音があんまりに違いすぎるので、Tamikoという名前だとは名前の字を見るまでわからなかったくらいです。ちなみに、この方は、日本の血が流れているわけではなく、お母さんが日本の話の中で見つけた名前で大変気に入ったので娘をTamikoと名付けたそうです。Mikaは、アメリカでは、マイカと発音されがちですが、ミカだと言えばそのように発音できます。北欧では、男性の名前としてMikaがあります。発音は、ミカです。そしてカレンという名前です。Karenはよくある名前ですが、英語での発音は「ケレン」になってしまいます。

英語と日本語の発音が同じ名前

Aidenという名前は、アイデンではなくエイデンと読み、日本語で言った時と発音が同じになります。また、「けい」がつく日本の名前は英語の名前のKayと同じ発音になります。ただ、Kayは一般的に女性の名前になります。「みお」Mio、「みな」Minaも日本人が言った場合と西洋人の発音も同じになります。

Ana(Anna)は、アナという発音とエナという発音の両方があります。Hanaも同じです。ハナとも言うし、ヘナとも言います。どちらの発音かは自分で決めて、呼ぶ人がヘナと言ったら、ハナだよと教えてあげればいいだけのことです。トマトとをトメートと発音する人もいるのと同じで二通りの発音の仕方があります。また、上で言いましたように、Kenや Kai、Mikaも発音が同じです。

アメリカでも日本でも人気強い名前

  • エマ Emma  あるサイトによると、アメリカではEmmaは、2003年から常にトップ3に入る人気がある女の子の名前です。この名前の意味は、ユニバーサルやWhole(全体の、全ての、完全な)という意味があるそうです。発音しやすいし、漢字にもしやすい名前ですので、日本でも最近は、エマちゃんって多いですね。

 

まとめ

外国人が呼びやすい名前を探しているのなら、音節が短く、外国人が発音したときに本来の日本語の発音に似ている名前が良いと思います。らりるれろは避けた方が良い。

いかがでしょうか?ご意見をお聞かせください。

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