アメリカで、赤ちゃんの名前の決める時のポイント

アメリカでは、生まれて来る赤ちゃんの名前を決める時、どんなことを考慮するのでしょうか。

ファーストネーム

血筋、ファミリーネームを子供につける

アメリカでは、家族の名前をつけるというのはよくあることです。

  • 父親と同じ名前

自分の名前を子供に託す人もいます。一般的に、父親がやることであって、母親が自分の名前を娘に名付けるということはありません。例えば、お父さんの名前がジョンだとして、息子にもジョンと名付ける場合、自分の名前をJohn Sr. (シニア)に変え、息子をJohn Jr. または、John IIにする。そして、孫も同じくジョンにする場合は、John III (3代目)John IV(4代目)と続きます。

  • お爺ちゃんやお祖母ちゃんの名前

これも、よくあることです。例えば、私の娘の名前(sofiangel)は、主人の亡くなったお祖母ちゃん(sofia)とお姉さんの名前(Angela)をくっつけたものです。

  • お母さんの結婚前の名字

お母さんの結婚前の名字をファーストネーム、またはミドルネームにする。

  • それ以外の家系の人の名前

ひいお爺さん、ひいお婆さんの名前をつけたり、親戚の叔父さんや叔母さんの名前をつける人もいます。

宗教的な名前

これも、大きいです。例えば、David やJohnなど、宗教的な名前が多い。

出身国、民族

血筋を名前に入れる。例えば、親が日本出身だから子供に日本の名前をつけるなど。

名前の意味

例えば、Matthewという名前の意味は神様からの贈り物という意味があるなど。名前の意味も考慮する一つとして大きい。

 

ミドルネーム

ミドルネームは付けなくてもいい名前ですが、アメリカではミドルネームは一般的です。ミドルネームは、何世代も続いている名前やファミリーネームがあるとしたら、それをファーストネームとして自分の子供につけるのは抵抗があるので、ミドルネームにつける、なんて風に使う人もいます。また、子供が自分のファーストネームが気に入らなかったら、ミドルネームを使えばいいという風にバックアップの名前としてミドルネームを決めるという考えもあります。また、先ほどもお話しましたように、母親の結婚前の名字を自分の子供のミドルネームするというのもよくあります。(私自身、結婚前の名前を結婚した時に私自身のミドルネームにしました。)

ラストネーム

一般的に、子供の名字は父親の名字と同じですが、両親の離婚によって母親の名字に変わることもあります。また、アメリカでは、女性は結婚により自分の名字を旦那さんの名字と同じにしなければいけないという法律がないため、名字を変えない女性もいます。でも、子供が生まれれば、父親の名字を子供に与えるのが一般的です。

過去15年の人気の名前

2010年から現在までの人気の名前はあまり変わらず、人気のファーストネームは以下の通り。

女の子:Isabella, Sophia, Emma, Olivia, Ava, Amelia

男の子:Liam, Noah, Oliver, James, Elijah Jacob, Mason

 

 

 

 

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