アメリカのベーコンについて

アメリカのベーコンを食べたことありますか？

現在、短期で日本に滞在中の私ですが、日本のベーコンがあんまりにもアメリカのベーコンと違うということに驚いています。アメリカのベーコンは脂身が多く、フライパンで焼くと脂身が縮んでフライパンは油だらけになってしまいますが、日本のベーコンは、アメリカのベーコンとは似ても似つかない。
ピンクと白の横しまでベーコンのような見た目は典型的なベーコンに似ていても、日本のベーコンはまるでハムのよう。火を通しても、アメリカのベーコンのように縮まないし、油も出てこない。私は個人的に日本のベーコンの方が好きですが、かなり加工されているんじゃないかとも思います。

さて、今回は、アメリカのベーコンについてお話します。

ベーコンはアメリカでとても愛されている食品で、種類が豊富。蜂蜜で甘くしたタイプや、スモークしたタイプ、胡椒がたっぷりついたタイプや減塩のベーコン、そして七面鳥の肉で作ったターキーベーコンも。七面鳥の肉は、アメリカではとても一般的。牛肉、鶏肉、豚肉の隣に普通に並んで販売されています。ターキーベーコン同じです。七面鳥の肉は鶏肉に似ていますが、七面鳥の肉の方がカロリーが低く、たんぱく質が多いということで七面鳥の肉を好む人もいます。

食べ方としては、カリカリのベーコンが人気で、どうやってカリカリに仕上げるかその料理法も色々。料理好きは、私はこうやる、僕はこうやる、と自分流のやり方を得意げに話す。ちょっとした話のネタになります。例えば、電子レンジの作り方はこのページの下を見てください。

パンケーキ、卵焼き、それにかりかりベーコンが付いたらちょっとしたご馳走的な朝食になります。毎朝、朝食にベーコンを食べるというひとも少なくないかと思います。
しかし、ベーコンは加工食品です。美味しいけど、油が多いし、塩分も多いため、身体に悪いだろうと気にする人が多い。

しかし、ベーコンは、昔言われていたほど身体に悪いわけではないということらしいです。健康をトピックに記事を出す、healthline.comの記事によると、ベーコンに関して次のように言われているということです。

脂質やコレステロールはどうか？

ベーコンには脂質とコレステロールがいっぱい含まれていて、脂質とコレステロールは
身体に悪いと考えられていたが今はそうでないと言われている。その上、一度に食べるベーコンの量は少量なので、この量に含まれる脂質やコレステロールの量は心配する量ではないということ。
また、ベーコンには普通の豚肉に含まれている同じ栄養が含まれているということからも、ベーコンだからって特に脂質やコレステロールが高いというわけではない。

塩分はどうか？

ベーコンは賞味期限を長くするために、塩水に浸されます。そのため、沢山の塩が含まれている。
塩分の取り過ぎは高血圧の原因になるし、胃がんのリスクも上げるということです。

ベーコンは癌のリスクはあるのか？

ここ何十年と、ベーコンを含む全ての加工肉は身体に害を与えるのではないかと栄養士に考えられていました。特に癌のリスクがあるだろうと。その他に、加工肉の摂取は、
心臓病と糖尿病にも繋がると言われていました。しかし、加工肉だけが原因ではなく、加工肉を沢山食べる人の生活は一般的に健康的とは言えず、また定期的な運動をしないとか喫煙者だったりします。
こういったライフスタイルも大きく関係するだろうと考えられています。

電子レンジでカリカリベーコンを作る

ベーコンから沢山の油が出てくるため、耐熱皿の上にペーパータオルを数枚置きます。その上に、ベーコンを重ならないように並べます。そしてペーパータオルを2枚ほどその上に乗せる。そして、電子レンジで4分くらい調理します。様子を見ながら30秒くらいずつ足して見ましょう。私は、フライパンよりも電子レンジで調理する方法の方が好きです。フライパンだとベーコンから出てくる油が多くて油が周りにはねるし、油がくるんと丸まってしまうし、問題が色々。

まとめ：

今まで行われた調査で、ベーコンなど加工肉は癌や心臓病に繋がると考えられていましたが、実際に証明されたわけではない。結局は、自分で食べるか食べないか決めればいいことだろうということです。
そして、もし、ベーコンを食生活の中に入れるのであれば、何に対しても一般的に言われている事、「何でも過剰にならない方が良い」ということに従って食べ過ぎない方が良いだろう、といことです。