セイントパトリックスデー
St. Patrick’s Day
セイントパトリックスデーは、アイルランドの聖人パトリックの命日で、アイルランドの
文化と血筋を祝う日ですが、アメリカでもお祝いされます。特にアイルランド系アメリカ人、または、少しでもアイルランドの血が入っている人は、自称アイルランド人ということで積極的にこの日をお祝いします。
しかし、アメリカの法律で定められた国民の祝日ではないため、学校や銀行など政府関係が休みになることはありませんが、色々な地域でパレードやパーティーが開催されます。アメリカに住む間に一度は行ってみるべきお祭りの一つです。
楽しみ方
- パブに行く
アイルランド人はビールが大好きとして知られているということもあり、パブと呼ばれるいわゆるバーでは、緑のビールを出すなどしてセイントパトリックスデーを楽しみます。セイントパトリックスデーの週末にパブに飲みに行くのも新しい経験が出来ていいかと思います。
- 學校
プリスクールやキンダーガーデンといった幼い年齢の子供は、学校がセイントパトリックデーをテーマにした工作や楽しい事をするというのもあります。
- アイリッシュダンス
アイリッシュフェスティバルでは、アイルランドのダンスを見て楽しめます。私の娘は、このアイルランドの踊り(アイリッシュダンス)を習っているため、セイントパトリックデーの週末は、地域のあちこちのパブや老人ホームを訪れて踊りをグループで披露します。
- 緑色とクローバーがシンボル
セイントパトリックデーと言えば、シャムロックと呼ばれる3つ葉のクローバーと緑色。この日のシンボルです。パレードやパーティーでは、緑色の服を着て来る人が多く、一帯が緑に染まります。
また、お祭りのビールは緑色に染まります。
- アイリッシュフェスティバル(お祭り)
地域によっては、アイリッシュフェスティバルが開催されます。アイルランドの文化が見れるお祭りです。一度は行ってみたいお祭りです。
- ソーダブレッド
アイルランドのパンとして有名なソーダブレッド。イーストを使わずベーキングパウダーで膨らませるパン。ずっしりと重みのあるパン。 - アイルランドの犬
アイリッシュ・ウルフハウンドと呼ばれる巨大な犬を連れてアイリッシュフェスティバルに行く人が多い。アメリカはこんなに大きな犬でも人が集まる場所に連れて行っても、世間が受け入れてくれます。
セイントパトリックスデーのお祭り
一般的に、セイントパトリックスデーは、ビールを飲んで騒いで楽しむお祭りで、大人を中心としたイベントです。子供のためのイベントではありません。バウンスハウスなどキッズ向けの遊びがあるかどうかは、場所によりけりですので、行く前に調べたらいいかと思います。
ダラスのセイントパトリックデーフェスティバル
2024年は、3月16日に開催されます。
テキサス最大
1979年に始まった、ダラスのSt. Patrick’sパレードは、テキサスで最大であり、アメリカ南部でも最大の規模です。
- 125,000以上の人がイベントを訪れる
- パレードの道はなんと2マイル (Greenvilleと Blackwell St.の角から始まり、75 Central ExpresswayとYale Blvd/SMU Blvd. で終わる)
- 90以上ものフロートが見れる
イベントの場所:
レストランやバーが並ぶ Lower Greenvilleで開催されます。Lower Greenvilleは、飲みに行く地域として特に若い人の間で人気があります。イベントの当日、朝11時よりパレードが開始し、バンドやダンサー、バグパイプの演奏、そして飾りつけされたフロートがパレードの道を通ります。
緑色の服装:
テーマーカラーである緑色の洋服で行くよう勧められています。イベントの色に染まりましょう!
入場料: 無料
コンサート
パレードが終わる直後には、パレードの終了地点で大きなコンサートが始まります。
コンサートは有料。
公式サイト: www.dallasstpp.com/
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