日本産まれのデコポン、薩摩ミカン、アメリカでも大人気!

アメリカでも食べれる日本の美味しいミカン

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Sumo Citrus 相撲みかん

日本では、デコポンという名でも知られています。デコポンは、日本で1972年に初めて作られました。アメリカでは、カリフォルニアで1990年代の終わりにからデコポンが栽培されるようになりましたが、果物が実るようになるまで何年もかかるため、アメリカで販売されるようになったのは2011年頃。他にはない甘さと、皮がむきやすいとしてアメリカでも人気があります。

1月から4月が旬

収穫時期は1月から4月。大きくてボコボコした皮で頭の上が凹っととんがったこのミカンは、普通のミカンよりも高級感がありお値段も高い。他の種類のミカンに比べて、デコポンが高いのは、育てるのが難しいということと、実がなるまで4年の年月がかかるからだそうです。そのため、どのスーパーでもバナナのように必ず販売される果物の一つではなく、食べ物にこだわりを持つスーパーでしか販売されません。例えば、Whole Foods, Central Market, Trader Joe’s、Sproutsなどです。値段は、私が住む地域では、ホールフーズで、一パウンド(約450グラム)で$3.99. Sproutsで、一パウンド$2.99。

薩摩みかん

12月に、Satsuma Mandarineという名で薩摩みかんがアメリカで販売されます。薩摩みかんは温州ミカン。日本で一般的に知られているミカンのことです。たしかに、大きさから的には日本では普通のみかんですが、アメリカで販売されるCutieブランドなど標準の大きさのミカンに比べると、アメリカで販売される薩摩みかんは、大きく、皮が剥きやすい。

デコポンと同じく、薩摩ミカンはどのスーパーでも販売されているわけではなく、上記のような食べ物にこだわりを持つスーパーで見つけられます。

値段は、デコポンよりも小さい薩摩みかんはデコポンより安い。トレーダージョーズでさっそく薩摩みかんを買ってみたところ、とっても甘くてジューシーで美味しいみかんでした。酸っぱいと言ってアメリカのミカンが好きでない私の娘も、この薩摩みかんの甘さに目を大きくして「美味しい!」と言って喜んで食べたくらいです。

アメリカの普通のミカン

アメリカでは、マンダリンオレンジ(Mandarine Orange)と呼ばれる普通のミカンは、アメリカでも秋になるとスーパーに並びます。写真下のようにネットに入って1キロで4ドルから5ドル。CutiesやHaloのメーカーがアメリカで食べられているみかんのメーカーです。キューティー(Cutie)と呼ぶ人もいて、キューティーがミカンの代名詞になっているくらいです。

日本のみかんに比べると小さめで、甘さも日本のみかんほどではありませんが、とっても甘い袋に当たることもあります。

実は、アメリカでミカンが一般に販売されるようになったのは2000年に入ってから。私がアメリカに渡米した90年代には、アメリカではミカンを見かけたことがありませんでした。てっきり、アメリカではミカンを美味しいと思う人がいないから売らないのかと思っていました。しかし、ある冬に休暇で日本に帰っていた時に、アメリカ人の英語の教師数人が、これって止められない美味しさだと言ってミカンを食べている姿を見ました。それを見て、アメリカ人もみかんは美味しいと思うんだと知って嬉く思ったのを覚えています。

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