3月2日は、有名な今は亡き絵本作家のドクタースース(Dr. Seuss)の誕生日です。
まだ生きていれば2020年で116歳のお誕生日でした。
ドクタースースの誕生日をお祝いする意味で、アメリカでは3月2日は、National Read Across America Dayとなっており、小さい子供たちに本を読もうと促す日です。読む本はもちろんドクタースースの本。
この日、アメリカではドクタースースの本が最も多く読まれる日となります。
ドレスアップデーでもある
プリスクールや小学校では、生徒は、自分の家からドクタースースの本を一冊学校に持って行くようになっていたり、ドクタースースに真似てドレスアップをして学校に行きます。
テーマに合わせてドレスアップするのが大好きなアメリカらしい、楽しいイベントです。
プリスクールやキンダーガーテンでは、当日の3月2日だけでなく、この週は月曜日から金曜日まで、ドクタースースのテーマの1週間として遊び感覚でお祝いをします。
例えば、写真下のように、月曜日はワイルドな髪型デー、火曜日はワイルドな靴下デーなんて風に毎日イベントを行ったり。もちろん、本を読みましょうと呼びかける日ですから、ドクタースースの本をクラスで先生が読んでくれます。
なぜドクタースースの本が人気があるのか
アメリカの子供はドクタースースの本を読んで育つ、それが当たり前となっています。
なぜ、そんなに人気があるのでしょうか?
1. リズムがある文章:
音が似た単語、そして意味も似ていたり反対だったりする単語をくっつけて短文にするのがドクタースース独特の書き方です。 こういった文章が作る音がとてもリズム感があり、赤ちゃんや幼児が喜ぶ。
2. 読む練習の本として最適
ドクタースースの本の中には、赤、青、黄色、白、緑の色や、1つ、2つ、3つと数や、大きい小さいなど大きさをつかったり、基礎的な言葉を使われることが多いため、小さい子供には読みやすいし、読みながら勉強になる。
記事掲載日:3/1/2018
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