アメリカ人がよく使う英語のフレーズ

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記事更新:4/21/2021

アメリカ英語を勉強に、アメリカの日常でよく使われるフレーズも覚えるべきです。一般的に、フレーズは直訳してしまうと全く違う意味を持つことがあるため、フレーズだと知らずに単語の一つずつから意味を考えようとすると意味がさっぱりわからない!なんてことになってしまいます。ですから、実際に耳にした時に「ああ、こういうことだな」と分かるように覚えると便利です。また、自分もこういったフレーズを使えるようになれば、よりアメリカ人のような話し方になるはずです。

a Piece of cake

これは、沢山あるアメリカのフレーズの中でも特に良く知られているフレーズですし、よく使われます。「超簡単に出来る」という意味です。実際のケーキとは関係ありません。ケーキ一つなんてペロッと簡単に食べれるものです。それと同じくらい簡単に出来る事だ、という意味ですので、「ケーキが何?」とケーキという言葉にとらわれないように。

Scoot over

これもよく使われるフレーズです。例えば、電車の長イスなどで人が横に並んで座っている時に、もう一人座れるように「少し横にずれて」という意味で使われます。ここで、付け加えたい事があります。日本では「少し横にずれて」人が一人座る場所を作ってあげるということは電車の中でよくあることです。座る場所を作ってあげるというのは親切ではありますが、そのやり方が日本独特です。「無言」で隣の人の方へずれて、自分の身体が隣の人にドンっとぶつかってしまうこともある。でも、この場合は仕方がないという暗黙の了解がある。でも、アメリカではこれはやらない方がいい。アメリカでは、自分の身体が人の身体にぶつかってしまうこと自体が失礼なことで、謝って人にぶつかってしまった時は、必ずExcuse meやI’m sorryと必ず言うほどです。このフレーズの使い方自体は、ちょっと横にずれてくれる?は、Can you scoot over a little bit?という風に言います。

Knock on wood

このフレーズも、意味を知らないと何のことだかさっぱり分からないなんてことになってしまう一つです。これは、おまじないのような言葉で、例えば、会話の中で「私は3年間一度も風邪もひいていない」と誰かに言ったとします。アメリカでは、そういった事を口に出してしまうと、それまで続いていた運が消えてしまう、この例の場合は、風邪ひいていないと言ったがために風邪をひいてしまうというと信じている人が多い。よって、そういうことを言ってしまった直後に、おまじないの言葉のように、「Knock on wood」というフレーズが使われます。壁やテーブルをノックしながらKnock on wood.と言います。立ち話しでノック出来る壁やテーブルがない場合でも、ノックする真似をして言います。つまり、I haven’t had a cold for three years. Knock on wood.という風に言います。Knock on woodの代わりに、Don’t jinx it.という人もいます。意味的には同じです。

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Don’t jinx it

これも、Knock on woodのようにおまじないっぽいフレーズです。例えば、「テキサスレンジャーズは今シーズン一度も負けてない」と言ったとしたら、Don’t jinx it!!なんて誰かが言うことが度々あります。それは、テキサスレンジャーズが負けていないと口にした途端に、その今まで続いていた勝利の幸運が途切れてしまい、今度は負けてしまうと信じているからです。私の主人がこのタイプで、よくこのフレーズを使います。こういった迷信を信じる人をsuperstitiousと呼ぶため、私は、You are so superstitious!と言って笑います。すると、冗談で言っているだけで自分は迷信なんて信じないと言いますが、アメリカには「Knock on wood」や 「Don’t jinx it」という人が多いのは確かです。

Not a big fan

これは、I don’t like (something)と同じで、~は好きじゃないという意味です。例えば、I’m not a big fan of green vegetable. なんて風に使います。I don’t like…という言い方はネガティブ過ぎるなと思う時は、私もこの言い方をします。例えば、誰かに何かを勧められた時です。勧めてくれて嬉しいけど、実は私はこれは好きじゃないんです、と言いたい時に I’m not a big fan of ~. 「Not a big fan. 」とそれだけ言うことも出来ます。とにかく、このフレーズを聞いたら、ああ好きじゃないってことだなと分かるように覚えましょう。

It’s not rocket science

これは、難しいことじゃないんだからという意味です。このフレーズも知っておかないと、話の途中で「今、ロケットが何とかって言った?」と聞き返してしまうことになります。ロケットを作るんじゃないんだから、簡単で誰でも出来ることだよ、という意味です。

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Break a bill

「一万円を崩して欲しい」なんて風に、日本でもお金を崩すという言い方しますね。Break a billは、それと同じです。Can you break a $20 bill?なんて風に使います。

Working the graveyard shift

これは、お墓(graveyard)とは全く関係ありません。人が寝ている夜中の時間(シフト)に働いているという事です。例えば、朝の9時頃に家に帰る途中の人が「I’m so tired.  I just got off of work.  I work the graveyard shift.」なんて風に言うかもしれません。このフレーズを知らないと、お墓で働いているのかなと勘違いしてしまったり、何で急に話の中にお墓が出てきたんだろうとわけがわからなくなってしまいます。

Tell me about it

これは、そうだよねと同感しているという意味であって「もっと聞かせて」という意味ではありません。I know what you mean.という意味です。

Spill the Beans

これは秘密を漏らすという意味です。豆をこぼしたという意味ではありません。

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Ballpark figure

普通は、ボールパークとは野球場のことを指しますが、このフレーズは野球場とは全く関係がありません。お金の話をしている時に大まかな金額という意味で使います。例えば、How much will that cost?  I just need a ballpark figure. (幾らくらいかかりますか?大体の金額を教えてください。)

Nosebleed section

これは、鼻血(Nosebleed)とは全く関係ありません。野球場やコンサート会場などで、一番上の方の席で一番安いチケットという意味です。例えば、「チケットを買ったのがギリギリだったので、一番上の席しか空いていなかった」と言うときに、We didn’t buy the tickets until the very last minute, so, all that was left was a seat in the nosebleed section way in the back. なんて風に言えます。高い所にいると鼻血が出る人もいるということから、こういった言い方をするようです。

Throws you under the bus

これは仕事場で、誰かに濡れ衣を着せられたという意味で使います。例えば、 I was thrown under the bus for something I didn’t do. と言えば、やっていないことをやったと言われて濡れ衣を着されたという意味です。

 

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