Happy New Yearの言葉の意味と使い方は「明けましておめでとう」といまいち違う

Happy New Yearの言葉の意味と使い方は「明けましておめでとう」といまいち違う

英語で新年の挨拶として、「Happy New Year!」と言いますが、これは日本語の「明けましておめでとう」と同じでしょうか?二つを比較してみました。

日本の新年の挨拶は、いつ言うかによって言い方が違う

  • 日本語の新年の挨拶は、いつ言うかによって挨拶の言葉が違ってしまいます。日本語を習っている人にはややこしいことです。「明けましておめでとう」は、年が明けてから言うフレーズで、年末など新年まであと数日という時は、「良い新年を!」と言う。
  • 「明けましておめでとう」は人と顔を合わせた時の第一声で言い、さよならと別れる時には言わない。

英語では、年が明ける前も明けてからも言い方は一つ、「Happy New Year!」

  • 「Happy New Year!」は、日本語の場合のように、いつ言うかによって言い方が変わることはない。年末でも、年が明けてからでも「Happy New Year!」。
  • 「Happy New Year!」は、顔を合わせた時の第一声で言うだけでなく、別れの時にももう一度言ってもおかしくない。顔を合わせた時に、Happy New Year!と言った場合は、明けましておめでとう!という意味だと考えてもいいと思います。そして、別れの時に言う場合は、今年一年が良い一年になりますようにという意味でもあります。例えば、Have a good day (weekend) and a happy New Year! と言ってもいいし、You (guys)have a happy, healthy New Year!
  • Happy New Year!は、新年が始まってから2、3週間経ってからでも使える。1か月くらいたつと新年という気分が消えてしまっているので、あまり言いませんが、言っても大丈夫です。

何と言って返すか?

Happy New Year! と言われたら。Thank you, and Happy New Year to you as well. という風に返す。また、Happy New Year to you too! でもいい。Thank you. だけでもいいのですが、相手にも同じ言葉をかけてあげたいですよね。ですから、最初の2つのどちらかを言う事を勧めます。

Happy New Yearはカジュアルに言う

頭を下げながら丁寧に言う日本語の「開けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。」とは違って、Happy New Year!は、他のHappy~で始まるフレーズ(下記)と同じように、笑顔で明るく言います。

Happy~で始まるフレーズ

Happyで始まるフレーズは、祝日やお祝いの挨拶言葉として使われ、誰でも言います。例えば、会話の中で、誕生日だからどうのって話が出たら、「ふーんそうなんだ」ではなくて、必ずHappy Birthdayと言うように。

例えば、

Happy Easter

Happy Halloween

Happy 4th of July

Happy Fourth

Happy Thanksgiving

Happy Birthday

Happy Hanukkah

Happy Holidays

Happy Valentine’s Day

Happy New Year

Happyで始まるフレーズを言うタイミング

これらのフレーズを言うタイミングは、顔を合わせた瞬間でもいいし、別れ際でもいい。とにかく、こういったHappyを使ったフレーズを使うことで、ネイティブのような話し方に近づけます。

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