ランチバッグに入れて持ち運ぶ
アメリカでは、一般的にカフェテリアが学校にあり、ランチレディー(lunch lady)と呼ばれる女性がカフェテリアで生徒たちのランチを準備します。カフェテリアのランチを食べるかどうかは、生徒の自由です。家からお弁当を持って行く子供もいます。
家からランチを持って行く子供は、お弁当をランチバッグに入れます。背中にバックパックを背負い、手にはランチバッグを持って登校する。これがアメリカの生徒の典型的な姿です。お弁当を持って行かないで、学校のカフェテリアでランチを食べるにしても、おやつやジュースなど飲み物をランチバッグに入れて学校に行くので、ランチバッグはアメリカでは学生の必需品です。
お弁当を包む布なんて要らない!
日本のように、お弁当を大きなハンカチに包むということはしません。他の子供と同じようにランチバックにお弁当を入れて、机の上にランチマットとして広げるハンカチなどを持たせるのはやめましょう。私の子供曰く、そんなことする子供はいないそうです。娘がキンダーガーテンの時に、テーブルの上にこのナプキンをランチマットの代わりにしてお弁当を食べたら?と私が言うと、「要らない。そんなことしてる子供は一人もいないよ。」と断られました。笑
お弁当は、テーブルの上にじかに置いて食べるのが当たり前。これがアメリカ流です。
ランチバッグの選び方
私の経験より、ランチバッグを選ぶ際のコツをまとめました。
1.縦型?横型?
典型的な子供のランチバッグの形は、写真上のに小さなスーツケースのような形で、テーブルの上に横にしてチャックを開けて中身を取り出す。そもそも、アメリカの典型的なお弁当は、ピーナツバターを挟んだサンドイッチと果物とジュースなので、ランチバックをひっくり返しても中身がぐちゃぐちゃになってしまう心配は要らないわけです。しかし、この形のランチバックは、日本の典型的な美しく詰めたお弁当には向いていません。お弁当の中身がぐちゃぐちゃになってしまいます。
なので、どんなお弁当を入れるかを考えてランチバッグを選ぶといいです。
写真下のような縦型のランチバッグをお薦めします。
2.汚れを拭き落とせる素材
布素材ではなくランチバッグの中は、汚れを拭き落とせるタイプがいい。
3.保冷剤は入れるか?
アメリカの学校はエアコンがギンギンにきいているためお弁当に保冷剤を入れる必要はないように思いますが、もし保冷剤を入れるのであれば、保冷剤を入れるスペースがあるランチバッグがお薦めです。
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