医師に薬の処方箋をもらったらどうする？

順序的には、以下の通りの手順です。

1. 医師に処方箋を書いてもらう。（処方箋を書けるのは医師の資格を持った者だけです。）
2. 処方箋を薬局に提出する。
3. 薬局が処方箋通りの薬を用意してくれる。薬の使用の仕方は、医師が処方箋に書きますので、その指示通りに使用するようになっています。薬剤師は、処方箋に書いてある薬の内容を変えることは出来ません。
4. 薬局で薬代を支払い、薬を手に入れる。

処方箋の提出方法

二通りあり、病院側が、薬局に処方箋を送るか、患者さんが自分で処方箋を薬局に持って行って提出するかです。

どの薬局を使うのか？

薬局は、自分が選べます。家の近くの薬局を利用するなど、自分で好きに選べます。病院側が、ここの薬局に行ってくださいなんて風に薬局を指定するということはしません。

薬のリフィルについて

薬のリフィルとは、医師が処方した薬が空になったら、もう一度医師に診てもらわずに、再度、薬を購入できるということです。リフィルがあるかどうかは処方箋に記載されています。処方箋に書かれている回数だけのリフィルがもらえ、それを使い切ってしまったら、再度、受診しなければなりません。

例えば、私の子供は近視進行抑制治療のため毎晩目薬を使用していて、4か月ごとに経過検診で眼科に通っています。処方箋は4か月分の目薬をもらっていますが、1回の注文で購入できる量は2か月分であるため、1回のリフィルをもらっていて、そのリフィルでもう2か月分の目薬を購入します。

手元の薬が空になりそうになったら、リフィルで薬を追加注文します。これは、処方箋を出してくれた病院やクリニックを通してもらうのではありません。最初の薬を手に入れた薬局に連絡をしてリフィルの薬を注文します。

薬代に保険、またはクーポンは使えるか？

保険内容はそれぞれ違うため、自分の保険は処方箋の薬にも使え、薬を購入する際に保険割引きがあるかどうかは、薬局で保険証を提出してみないとわからないものです。薬の種類によってはクーポンがある場合もあります。その場合、クーポンと保険証を一緒に提出し、クーポンよりも保険を使った方が値段が安ければ保険を使い、クーポンの金額の方が良ければクーポンを使って購入する。両方同時に使う事は出来ません。

RXって何？

Prescription, つまり、処方箋を意味します。

薬が身体に合わなかったらどうする？

使用をやめ、処方箋をもらったクリニックに連絡してください。

市販の薬はどうか？

処方箋の薬を買う時と同じように、スーパーの中の薬局や、Walgreen, CVSなどチェーン店の一戸建ての薬局で買えます。市販の薬を買いに行った時に、どの薬を買えばよいのか迷ってわからない場合は、その薬局の薬剤師に自分の症状を伝えてみて、どんな薬があるか教えてもらえます。薬剤師は、その症状から病名を診断することはできませんし、処方箋を書くことも出来ません。市販の鎮痛剤の種類については下の記事を参考にしてください。

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