アメリカで友達を作る方法

”Everybody needs friends.”

何処に住んでいても、みんな誰でも友達が必要。でも、なぜ?

専門家による人間の寿命や幸せに関しての様々な研究が行われています。そういった研究の結果わかったこと、又は、専門家が一般的に言うこととは、次のようなことです。

  1. 友達がいることが人間の健康と幸せに繋がる、人との繋がりが多い人は長生きする。
  2. 友達を持つという事は、孤立や孤独を防ぎ、繋がりが得られ、生きてゆく目的の一つにもなる。
  3. 幸せ度を上げ、ストレスを下げる。
  4. 辛い時でも友達がいれば乗り越えられる。

どこに住んでいても友達は必要です。ここアメリカでも友達がいたら、アメリカ生活がより良くなるはず。

日本人の友達が欲しい?

私の経験から言いますと、日本人の友達が欲しいのなら、日本人が多く集まる場所に行く。これがベストです。学校に通う年齢の子供がいる方は、自分の子供を通して日本人のお母さんやお父さんに知り合える機会がありますね。特に、日本語補習校には、沢山日本人が集まります。でも、そういった機会がないとなると、なかなか日本人を見かけるなんてこともないかもしれません。レストランやスーパー、お祭りなど日本人が出没する場所で、日本人に話しかける。この手もお勧めです。アメリカのこんな場所で別の日本人に会えるなんて何かの縁ですね!なんて風に相手も思うだろうと思います。私も、何度がやったことがありますが、お薦めです。笑 日本では、ありえない事かもしれませんが、ここはアメリカ。自分も日本人という理由だけで話しかけてもいいと思います。相手もきっと喜ぶことでしょう!

でも、ここはアメリカ。せっかくアメリカに住むんだからアメリカ人と友達になりたい、と思う人は多いかと思います。そんな人のために、この記事を作りました。

アメリカ人は知らない人と話をするのに慣れている

アメリカでは、知らない人に話しかけても大丈夫。知らない人に話しかける、または話しかけられるなんてよくあること。アメリカの人は、こういったことに抵抗を感じません。

例えば、散歩中に知らない人に「今日はいい天気ですね~」なんて話しかけるなんて普通のこと。犬の散歩している人に、「可愛い犬ですね?種類は何ですか?」なんて普通に交わされる言葉であるし、列に並んで待っている時も、じっと黙って待っているのではつまらないからと前後に並んでいる人との間に会話が始まるなんてよくあること。

また、子供を見て、かわいいですね。何歳ですか?なんて言ってみたり。日本ではありえないことでしょうが、アメリカでは普通にあることです。

素敵な靴ですね。美しい髪の毛ですね。なんて風に褒め言葉をあげるというのもよくあることです。アメリカ人は、褒められることにも慣れていますので、知らない人に突然、褒められても、何この人?何か下心があるんじゃないか?何て風に考えません。このように、素敵なドレスですね、なんて風に褒めた後、ちょっとしか会話が始まることはよくありがちです。

また、何度も顔を合わせている人なら、尚更、その人との間で会話が始まってもおかしくないのです。「よく見かけるけど、毎日ここに来ているの?」なんて風に一人が話しかけて、会話が始まり、お互いの名前を言ってNice to meet you.という挨拶が交わされます。特に、子供が関わっていると、自分の子供の友達の親ということで、ついでに電話番号を交換することになるなんてよくありがちです。

アメリカ人は、フレンドリーな感覚で接するのに慣れている

交友関係を求めているのは、アメリカ人も同じです。と言っても、ランチする友達や一緒にぶらぶらと出掛ける友達ということではなく、行く場所、場所で。知り合いを作るのがアメリカ風です。例えば、ヘアサロンで、もちろん自分はお客さんでも、何度も行くうちに、ヘアスタイリストとお客さんの関係というよりも友達のようなカジュアルな感覚でお互いが接するようになります。お客さんが偉いとか先生が偉いとかそういった考えはアメリカにはありません。ですから、気を楽にして話しかけてみてください。また、話しかけられたら自分も同じ調子で話ができるように心構えをしておくといいですよ。

あなたの英語力が必要

アメリカ人と気さくに話す関係を作りたい、でもそれには、やはり、共通の言語がなければ会話がが出来ないわけですので、相手が日本語を話さない限り、あなたの英語力が必要になります。Nice to meet you!!は言える、How are you?と聞かれれば答えられる。でもその後は、何と話を続けたらいいかわからない。挨拶して、ちょっとした会話をしたとしても、話が尽きてしまう。もし、そんな感じでしたら、やはり、英語で日常会話が出来るようになるには、英語力を磨くしかありません。頑張ってください!

英語での雑談に慣れるしかない

アメリカ人と一緒に働いている。仕事の話なら英語を使ってなんとか話すことは出来る。でも、雑談が出来ない!という人は珍しくないようです。仕事の話は専門的な話の繰り返しですから、同じ単語やフレーズを繰り返し使うし、相手が言う事も予測がつきます。でも、雑談となると、予想できないため仕事の話をするよりも難しく感じてしまうのですね。

アメリカ人は、How is your family? How’s your daughter?なんて風に家族は元気か?なんて風に質問します。それは、特に話す内容がないと感じると、手っ取り早い便利な質問だからです。そういった質問にいつでも答えられるように練習しておくといざ実際にこう質問された時に答えられますね。また、自分がこの質問を相手にするのも便利です。アメリカ人は家族の話をするのが大好きですから、この質問をしたら色々と家族の近況を話してくれるはずです。

同じ趣味や興味を持つ人と知り合う

趣味を通じて友達を作るのはベストな方法です。
大人の習い事に参加するのはどうでしょうか?
編み物、縫い物、陶芸、絵画、ジュエリーメーキングなど何かを作るクラスは一般的です。
こういったクラスは、手芸店やアートスクールで受けられます。

スポーツが好きならスポーツのリーグに参加するのも良いと思います。
野球、ソフトボール、テニス、サッカー、フットボール、アイスホッケーなど大人のリーグがあります。

また、スポーツジムやヨガスタジオも人と知り合える良い場所です。
頻繁に行ってれば顔見知りができ、何度もを顔合わすうちに、その人になんとなく親しみを感じるものです。思い切って、Hi, how are you doing?なんて風に話しかけてみましょう。

meetup.comを利用する

meetup.comとは、色々な地域の趣味や興味のグループを集めたサイトです。例えば、編み物のグループ、赤ちゃんを持つママのグループ、ヨガのグループ、ポーカーのグループ、マルチーズを飼う人のグループなど色々あります。

まずは、”Hi” ”HELLO”の一言から始めよう

アメリカに住んで、「アメリカ人はフレンドリーだな」と感じる日本人は多いと思います。
あんなにフレンドリーなんだからアメリカ人はみんな友達が沢山いるだろうなと思いますが、実はそうでもありません。

アメリカでも、一般的に、大人になると友達を作るのが難しいと言われています。
それを克服するための方法として、勧められているのが、”HELLO”(Hiでもいい)と言ってみよう、です。”HELLO”と言われて無視する人はいませんし、その一言で会話が始まるかもしれません。会話にならなくても、Hiと言って損するものはありません。
英語学校、趣味のクラス、スポーツジム、ヨガのクラスなど、同じ趣味や興味を持つ人が集まる場所に所属していれば、同じ顔に何度も会います。それなのに、いつまでも友達が出来ないのは、この一言が無いからかもしれません。

ボランティアに参加する

ボランティアをやって友達の輪を広げるというのは、アメリカでよくある方法です。犬や猫などを保護する場所(Animal shelter)や老人ホームでは、常にボランティアをやってくれる人を募集しています。アニマルシェルターでは、動物の世話や犬の散歩、掃除などはボランティアの仕事です。老人ホームでは、ゲームの時間に老人と遊ぶなど簡単な事もあります。私は昔、子供が出来る前、時間が沢山あったので毎週土曜日にボランティアをしました。私の仕事は、ビンゴの時間を担当して、ビンゴの番号を読む人でした。これを3年間やりました。ビンゴをやる時間以外でも話し相手になり昔の話などを聞きました。編み物の名人もいて、そのお婆さんからは編み物のやり方を習いマフラーを作りました。

ボランティアをやる場所として学校もいい場所です。ランチの時間に子供たちの世話をする人としてボランティアを必要とするし、フィールドデーやフィールドトリップでもボランティアを必要とします。学校でのボランティアをやる特典としては、担任の先生と知り合えるし、クラスの生徒の顔も見れる。クラスメートの名前は自分の子供の話の中でよく耳にするけど顔は知らないというのがよくあることです。でも、ボランティアで学校に行くことがあればクラス皆と知り合えるということです。また、他のボランティアのお母さん(お父さんは少ない)とも知り合えます。そこから友達になれるかもしれません。

子供の友達の誕生日パーティーには、一緒に参加する

アメリカでは、特に子供が小さい頃は、親が誕生日パーティーを開いて友達を呼ぶというのが一般的です。こういったパーティーは、他のお母さんと知り合えるチャンスです。子供をパーティーに連れて行っても自分は迎えの時間まで買い物に出かけるなど用事を足す親もいますが、そんなことしないで、このチャンスを利用してパーティーに自分も一緒に行ってその時間を楽しみましょう。

アジア人は英語を話さない人だと思われがち

以前、子供の遠足にボランティアで参加した日本人の女性の話です。
小さなワゴン車にボランティアのお母さんたちが3.4人が一緒に乗って遠足の場所に行った時、車の中で誰もこの日本人女性に話しかけなかったそうです。他の人たち同士は話をしていたようです。 日本では、あんな風に小さな空間に一緒に大人数人がいれば、皆が話をしただろう。しかも、外国人がいたら、どこから来たの?といったふうに話しかけるだろう。でも、誰も私に話しかけてくれなかった。そう言ってました。

アメリカでは一般的に言って、あなたは何処から来たの?なんて突然知らない人に第一声で言いません。初めて会う人に個人的な事を聞くのは失礼だと思うからです。もしそういう質問をするなら、まずは、自分の名前を言って、相手の名前も聞く。それが普通です。それもなしに、どこから来たの?といきなり言うのは失礼であるし、そういった質問をされたら何で私が何処の国から来たのか知りたいの?と警戒する人もいるだろうと思います。

そういう質問がなかったとしても、全く話しかけてくれなかったのはどうしてでしょう。
普通アメリカでは、そんな小さな空間に数人が一緒にいた場合、一人が話し出したら皆が自由に話に入って行きます。それなのに、会話に入らない人がいたら次のように思われるかと思います。

1.ただ単に会話に入りたくない(そんな気分じゃない。その会話に興味がない。)

2.Shyな人。

3.英語がわからない。

もし、自分がアジア人だから話しかけてくれないのかなと感じたら、私は英語を話せますよと教える意味でも、自分から話しかけてみましょう。そうしたら、相手も普通に話してくれるはずです。

まとめ

日本にいたら、知らない人に話しかけるなんて絶対やらない。変な人だと思われる。なんて思う人でも、ここは、アメリカ。変な人だと思われません。逆に、フレンドリーな人だなと思われます。

頑張ってください。

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関連記事:アメリカ生活をエンジョイするために、重要な事11つ

 

Source:

Friendships: Enrich your life and improve your health – Mayo Clinic

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