卵の調理方法いろいろ、アメリカのレストランで卵焼きのオーダーの仕方
アメリカ人は、朝食をレストランやカフェで食べるのが大好き。そのため、朝食メニューに力を入れているレストランは珍しくありません。 特に、週末は、朝食を出すレストランは大変混みます。
写真上は、典型的なアメリカの朝食です。 パンケーキの代わりに、ワッフルだったりトースト、またはビスケットかもしれませんが、それに、ベーコンかソーセージ、そして卵焼きを付けたら、完璧な朝食です。
さて、朝食に人気がある卵焼きですが、上のような写真を見てこれにしようと思って注文しても、卵料理は、お客さんの好みで調理してくれるため、スクランブルエッグにするか、ゆで卵、ポーチドエッグ、それか目玉焼きにしたいか注文しなければなりません。それだけでなく、完全に火を通すか、ほとんど生状態にしてほしいかも伝えなければなりません。たかが卵焼きとバカにしてはなりません。アメリカでは卵焼きをオーダーするのは、ステーキをオーダーするかのように複雑なのです。卵の調理法は沢山あるのでアメリカ人でさえ混乱してしまうくらいです。ですから、「卵焼きの注文の仕方」を知っておかないと、レストランで朝食を注文するときにウェートレスが何を聞いているのかさっぱり分からない!なんてことになってしまいます。
でも、ご安心ください。慣れてしまえば簡単な事です。このページでは、卵料理の調理法の違いと、オーダーの仕方を紹介します。
「How do you like your eggs?」 (卵はどのように調理しますか?)
「目玉焼き」
と言いたいけど、目玉焼きって英語で何て言うの?
目玉焼きという言葉があるのではなく、sunny side up, over easy なんて風に焼き具合を言います。
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Sunny Side Up
(写真下)
これは、輝く朝日のような黄身ということで、フライパンに卵を落として白身がなんとなく固まったら取り出します。 この生状態の黄身はトーストにつけて食べるのが美味しい!と言う人に人気の卵焼きのようです。
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Over Easy
(写真下)
Over何とか、とは、両面を焼いてるという意味です。 Over “easy”の場合は、ひっくり返して両面を焼いているので白身は固まっていますが、黄身の表面の膜を割れば中から黄身が流れて出てきます。
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Over Medium
(写真下)
これは黄身が半熟です。 -
Over Hard
(写真下)
これは両面とも完全に火を通してあるので黄身が固まってます。
スクランブルエッグ
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Scrumbled
(写真下)
スクランブルエッグも半熟っぽいのが良いか(soft scrambled)、完全に火が通ってる(hard scrambled)のが良いか自分の好みで注文できます。
でも、softかhardか指定しなかった場合は、完全に火が通ったスクランブルエッグが出てきます。
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ゆで卵
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Hard Boiled.
(写真下)
- 固ゆで卵のことです。
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Soft Boiled
これは半熟よりも柔らかく、白身は固まっていても黄身が固まっていなくて半分に割ったら黄身が流れてしまいます。
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ポーチドエッグ
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Poached
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ポーチドエッグはソフトボイルのゆで卵のように中の黄身がどろっと流れる程の生です。 どろっとした卵の黄身をパンの上に乗せたり、パンにつけて食べるのがアメリカ人は好きです。
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Egg Benedict
エッグベネディクトは、初めからメニューにエッグベネディクトとして指定されています。
イングリッシュマフィンを2枚にスライスしたそれぞれのパンの上に、カナディアンベーコン、その上にポーチドエッグを乗せます。黄色いオランデーズソース(hollandaise)が卵の上にかかっていいる。オランデーズソースは、黄身にバターとレモンを加えクリーミーに仕上げたソースです。エッグベネディクトも人気の朝食です。記事掲載日:2/11/2015
Source:
www.huffingtonpost.com/2015/01/22/cooking-eggs-guide-over-easy-sunny-side-up-lol_n_6520220.html -
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