アメリカでよく使われる、人生に関する英語のイディアムや名言14

人生に関する英語のイディアムや名言

英語のイディアムやことわざは、日常会話の中に頻繁に登場します。覚えていると便利です。

今回は、アメリカで会話の中でよく使われる人生に関するイディアムやフレーズをまとめました。これらのイディアムから、アメリカではどんなことが重要とされているかという文化も知れると思います。

Life is not fair.

つまり、人生はいい事ばかりじゃない。公平ではない。これを説明するために、トランプのカードを人生に例える言い方もあります。自分に配られたトランプのカードが自分のその時の人生で、良いカードばかりでない。でも、この言い方に続くのは、公平ではないけれど、とにかく与えられた手元のカードでどうにか上手くやっていくしかないという考えです。

Life sucks.

Life is not fair. に続いて、Life sucks. なんて風に言うことがよくあります。suckは良いの反対の意味。続々に嫌な事が続いたときなどに、自分の人生ってなんて最悪なんだろう、Life sucksなんて言います。真剣でなくても、愚痴をこぼすときや、半分冗談でLife sucksと言ってみたりします。~ sucks.という言い方は英語でよくあり、他には School sucks.  Work sucks.  なんて風にも言えます。

Life is beautiful.

Life is not fair.  Life sucks. 人生はいい事ばかりじゃないし、最悪かもしれない。でも 同時に、Life is beautifulとも言われます。beautifulは、よく使われる形容詞でして、男性でもよく使います。でも、一体Life is beautifulってどういう意味なのか?良い事が起きた時によく人が言う事です。逆に悪いことが起きた時は、Life is not fair や Life sucksと言います。

Always count your blessings.

アメリカでよく言われることです。別の言い方に、The glass is half full.がありますが、これは、コップの半分に水が入っているのを見て、「水が半分入っている」と言う人と「水が半分しか入っていない(満タンでない)」と言う人がいます。あなたは、どちらのタイプかという意味でも使われますが、ポジティブな人は水が入っている方に目を向け、ネガティブは、空の方に目を向けてしまいます。Always count your blessingsも意味は同じで、足りないこと、持っていないこと、無いこと、ネガティブなことばかりに意識を向けず、自分にあること、持っていること、幸せや、ポジティブなことに目を向けなさということです。

Not everyone thinks like you.

自分だったらそんなことやらないのに、と人を見て思うかもしれません。でも、人それぞれ考えは違う。だから、自分と考えが違くても相手を批判することないという意味です。

It’s okay to ask for help.

人に助けを求めるのは全然OKってことです。人に助けを求める、手を貸してとお願いするのは、自分一人でやる能力がないということではないし、その人が弱いとかダメな人間だということではないという理解されているから、大丈夫、必要な時は、人に助けを求めなさい。アメリカでは、世間で一般的に存在する考えです。


Be yourself, and love yourself.

自分らしく、ありのままの自分を愛しなさい、という意味。アメリカでは、特に、自分らしくいなさい、自分らしくていいい、ってことは励ます言葉として良く使われることです。自分のことを好きでいる、自分のことを愛すというのは、個人の幸せに関係するからです。

You always have a choice.

これも奥深いフレーズ。アメリカでよく使われます。何事にも選択肢があり、どちらを選ぶかはあなた。例えば、誰かに嫌な事を言われたとします。怒ってその人に仕返しをするか、二度と口を聞かないとその人を避けるか、それとも、その人を許して過ぎた事として忘れるか。つまり、どうするかの決断は自分で選べる。どうするかは、人が決める事ではなく、誰でも自分で決められるパワーを持っているっていうこと。

Life is all about perspective.

人生に関する視点は人によって違う。それまでの人生の経験が人それぞれ違うため、視点が人と違い意見が違うのは当たり前。しかし、考えを広げて違う角度からの視点を考えれば自分と違う人や文化も理解できるということ。素晴らしい考えです

Don’t judge a book by its cover.

これも、普段の生活の中でよく使われるイディアムです。見た目だけで、人の事をああだろう、こうだろうと決めつけるのは良くない。また、一言、二言、喋っているのを聞いただけで、その人を知り尽くしたかのように意地悪そうとか冷たい人とか決めつけるのも良くない。人それぞれ、誰だって今まで生きてきて色々な事を経験して、色々な道を通ってきているわけなのだから、一瞬で人の事をあの人はこういう人だとか、こうだと想像してこうだろうと決めつけるのはその人にとって公平ではない。

このことわざで私が思い出すのは、私の日本人の友達が、ある日、日本からやって来た研修生に会った後、私がどんな人だった?と聞いたところ、「真面目そうな人」と言ったのです。その人の何を見て、そう思ったのか、私は混乱しました。アメリカでは、そういう言葉で人のことを表現しません。初めて会った人の事は、普通は褒め言葉で表します。例えば、She’s very nice.なんて風に。

Talk less — listen more.

人の話を聞くよりも自分が話すほうが好きというのが普通のことですが、特に、アメリカでは、人の話を聞くのは重要だと強調されています。「喋ってばかりいないで、人の話も聞きなさい」と日本で言いますが、この言い方だと半々という感じです。でも、Talk less, listen moreは、喋るよりも(人の話を)もっと聞きなさいと聞く方に重点を置いています。

Move on and live life.

過ぎた事や昔の思い出、または、自分でどうにも出来ない事は、もう後ろに置いて前に進みなさい。今現在の人生を一生懸命生きなさいという意味です。メンタルへするの視点でも、何かにしがみついているのは良くない事だと言われていることで、もう過去の事は忘れて今を生きなさいというフレーズです。

Beauty is more than just what is on the outside.

美しいと呼ばれる人はもちろん外見が美しい人ですが、外見が美しい人だけが美しいと呼ばれるのではない、外見が美しいからって、中身(性格)も美しいとは限らない。外見が美しくなくても中(性格が)が美しい人も美しい人の中に入る、といった意味です。

Treat others the way you want to be treated.

最後になりますが、特によく使われるフレーズであり、常に私が頭にあるイディアムでもあります。相手の立場になり、自分がこのように優しくされたら嬉しいから私もこの人に優しくしてあげよう、自分が嫌な態度を取られたら嫌だからそんなことしない、という風に自分だったらこのように対応してもらいたい、こんな風に接してもらいたいと立場を自分に置き換えて行動しなさいという教えです。

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