今週の月曜日に、Ikeaの家具の下敷きになって去年息子を亡くしたカリフォルニアの両親が、訴訟を起こしました。
訴訟の内容は、Ikeaは、この洋服ダンスは倒れやすいと知っていながらも、そのタンスの作りを変えるなど何もしなかったということ。
この事件で問題となった家具はは Ikeaで人気があるマルムシリーズ(Malm)のタンス。実は2016年からリコールをかけていた家具である。Ikeaはマルムシリーズの家具が倒れやすいと何年も前から分かっておきながらそれに対して何もしていなかったらしい。
当時2歳だった、ジョセフ君は、昼寝中に引き出しが3つあるマルムシリーズのタンスの下敷きになった。ジョセフ君は、Ikeaの家具の下敷きになって亡くなった8人目の子供で、ジョセフ君が亡くなったのは、2900万個の製品がリコールされた後に起きた。
去年、米国Ikeaは、Ikeaの家具の下敷きになって亡くした幼児の親たちによる似たような訴訟3つに対して$50億の賠償金を支払っている。
ジョセフ君の両親は、IkeaはIkeaの会員情報を通して二人の連絡先を持っているのに、リコールに関する話はIkeaから一切受けていなかったと訴訟の中で言っているが、Ikeaは、このリコール商品に関して、ネットやテレビのコマーシャル、イーメールなどで13万人のお客さんに知らせていると言っている。
2014年に2人目の子供が亡くなってから、2015年の7月にIkeaは家具を壁に釘で押さえつけるように警告している。
リコールされている家具を持っている人は、その家具が壁に釘でくっつけていないのなら、使用をやめてIkeaに連絡すると、家具を壁に取り付けるねじなどの一式をリクエストするか、全額の返金がもらえます。返品する場合は、Ikeaが家具を取りに来てくれます。
Source:
www.philly.com/philly/news/politics/ikea-malm-recall-death-lawsuit-dresser-20180621.html
www.cnn.com/2017/11/21/health/ikea-dresser-recall-eighth-child-death/index.html
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