昨日、4月23日(火)、洋服や家庭用品などを販売するチェーン店、Kohl’sは、今年7月よりお客さんがAmazonで購入した商品の返品受付を始めると発表しました。
アマゾンの商品を扱うことによって、Kohl’sの来店客を増やそうという狙いですが、Kohl’sとAmazonがパートナーとして商売をするのはこれが始めてのことではありません。
2017年の春に、Kohl’sはAmazonのスマートホームストアーの商品などを販売するようになり、80店舗ほどがアマゾンの商品の返品も始めるようになった。
アマゾンで購入した商品の返品を受けるKohl’sの店舗数は、また最近100店舗ほどに増え、この数は全米に1150店舗くらい増えると言っている。
Kohl’sにアマゾンで購入した商品を返品のは簡単で、商品が入っていた箱がなくても大丈夫で、返品の手数料もない。 Kohl’sに返品されたAmazonの商品は、後に、Amazonの返品センターに送られる。
Kohl’sは、来店客数を増やすために、店内に、Aldiといったスーパーや、Planet Fitnessといったフィットネスクラブも入れようと考えている。
Kohl’sがアマゾンとパートナーになることで利益があるということは、既にシカゴ店で証明されている。このシカゴ店は、2017年にアマゾンの商品の返品を受けるようになった店舗の一つであり、去年のこの店舗の売り上げ結果は全米で1位だったらしい。
その上、シカゴのKohl’sでは、今までKohl’sで買い物をしたことがなかったという新しいお客さんが9パーセントもいた。これに比べて、全米で見た新しいお客さんの割合は、1パーセントだけだった。
Kohl’sの株は、この一年で22パーセントの上昇。
Source:
www.cnbc.com/2019/04/23/kohls-will-offer-amazon-returns-in-all-of-its-stores.html?recirc=taboolainternal
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