日本では、果物の値段が高いため外国人が驚くそうです。気軽に買える値段ではないため日本に住む外国人の不満の一つであります。日本に住む日本人でさえ値段が高すぎで買ったことがないという果物もあるかと思います。その高価な果物の一つはマンゴーやメロン。夏に日本に帰ると、さも私は高級なのよと言わんばかりに美しいメロンやマンゴーを見ますが、とても手軽に買えません。
それに比べて、アメリカでは果物は手に届かない値段ではありません。食べ物全体的な値段から見ると、果物の値段は高いです。(バナナを除く)でも、日本ほどではありません。全体的に見て日本よりもはるかに安い。
アメリカはマンゴーが安い、美味しいマンゴーの選び方
さて、マンゴーは、アメリカでは、4月末から8月末くらいまで販売されます。
生産地として、フロリダ、カリフォルニア、ハワイ、プエルトリコがありますが、アメリカで売られているマンゴーの多くはメキシコ産。最も暑い時期がマンゴーの季節で、アメリカのスーパーに並ぶのは、5月から7月が多い。そして、最も一般的なマンゴーは、トミー(Tommy Atkins)と呼ばれる品種で、アメリカで販売されるマンゴーはこの品種が多い。
yellow mangoー メキシコ生まれの黄色いマンゴー:
小さくて黄色いマンゴーも季節になるとアメリカのスーパーに登場します。メキシコ生まれのこの品種の正式な名前は、アタウルフォ(Ataulfo)。でも、アメリカでは、yellow mangoという簡単な名前でお店に並びます。2月末から8月初めがシーズンですが、アメリカのスーパーに登場するのは6月。6月7月が一番美味しい時だそうです。通常、一つ1.50ドルくらいで販売されますが、セールになると1ドルくらいになります。
大きさと値段:
450グラムくらいが理想の大きさですが、平均的な大きさはそれよりも少し小さい。値段は一つ1.50ドルくらい。桃やサクランボがスーパーに並び出す6月頃は、マンゴーが一番安く買え、一つが50セントまで下がることもあります。
アジアのマーケットでお得な値段で販売:
アメリカのスーパーでは、一個ずつ販売していることが多いですが、箱入りのお徳用を求めるのなら、アジアのマーケットに行くといいです。ベトナムやインドなどマンゴーが栽培される南国では、マンゴーを沢山食べるため、箱入り(15個くらい入っている)を買うのが当たり前のようです。日本で、冬に箱入りのみかんが販売されるようなものですね。私もマンゴーが大好きですので、箱入りを買って食べます。
選び方:
1. マンゴーを買うときは、マンゴーの色で選ばないように。持った時の感触で選ぶべきです。緑のマンゴーが熟れていないということでもないし、赤いから熟れているというわけではありません。
2. アボカドを買う時の様に手の平に乗せて軽く握ってみる。少し柔らかいのが食べ時です。(桃やアボカドの様に熟れてくると柔らかくなる。)
3. 匂いを嗅いでみるのもいい。熟れているとヘタの部分が甘い香りがします。また、だんだん古くなってくるとヘタの周辺やお尻の部分が腐りかけてきます。
カロリー:
マンゴーは、20種類ものビタミンとミネラルを含みます。
一つのマンゴーは、タネを除くと、336gくらいになり、約220キロカロリー。
熟し方:
バナナのように常温で置いていればどんどん熟します。熟す段階で、外側の皮の色だけでなく果肉の色も味も変わります。黄色からオレンジに変わり、味も酸味がある果肉から酸味がなくなり甘さが増します。個人的に、私は、甘くて酸味もある段階の味が好きです。
保存の仕方:
常温で置いているうちに熟して最高に甘くて食べごろの時期が過ぎると、果肉が痛んできます。部分的に茶色くなってきて味も変わります。沢山のマンゴーを買って食べているうちに分かったことですが、いい具合まで熟したマンゴーは蓋つきのタッパーウェアに入れて冷蔵庫の中に入れる。冷蔵庫の冷たい空気が直接触れるとマンゴーの皮が痛んでしわしわになり、果肉も茶色くなって腐敗してきます。タッパーに入れるとマンゴー全体は冷えるけれど皮がしわしわに痛むことはありません。やはり、バナナも同じことが言えますが、南国の果物であるマンゴーは、冷蔵庫の冷たい空気に弱い。
また、皮を剥いて切ったマンゴーは、冷蔵庫で保存している間に表面の色が少し濃くなり、味も時間が経つとすっぱい香りが出てくるため、密閉した入れ物の中に入れるといい。冷蔵庫で3日以上保存できます。ヨーグルトに混ぜてしまえば長持ちします。
冷凍も可能です。アメリカでは、冷凍のマンゴーも普通に販売されているように、マンゴーは、スムージーに入れて食べる果物として人気があります。
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