アメリカの新年の抱負(New Year’s resolutions)
明けましておめでとうございます。
毎年、新年の抱負を立てますか?
新年の抱負で私が第一に思いつくのは、アメリカの減量に関するテレビやラジオのコマーシャルです。肥満が多いアメリカでは、減量に関する関心が常に高く、新年となると今年こそは体重を減らすぞ!と勢いを持つ人が多いからです。実際に、「減量する」というのはアメリカで人気がある新年の抱負の一つです。フィットネスクラブの入会も1月は多いようで、ヨガのインストラクターをやる私の友達も、新年が始まると入会者が多いと言っていました。
しかし、ある年の調査(Journal of Clinical Psychologyで発表された)によると、新年の抱負を最後までやり遂げた人の数は、46%。つまり、半分以下です。また、別の調査では、新年の抱負を立てても3分の1の人が最初の一か月ももたない。つまり、1月末までに挫折してしまうということです。
途中で挫折する人が多いということですが、それは別として、アメリカで人気がある新年の抱負とはどんな事が多いのか見てみましょう。
人気の10件
- もっと運動する
- 減量する
- 片付ける・整理整頓する
- 新しいスキルや趣味を始める
- 人生を最高に楽しむ
- 貯金する・出費を減らす
- タバコをやめる
- 家族や友達と過ごす時間を増やす
- もっと旅行する
- もっと読書する
2024年の抱負はどうか?
そして、フォーブズ(Forbes)2024年の新年の抱負は何か?と、2023年10月にアメリカで行われたアンケート調査(千人の大人対象)によると、48%がフィットネスを向上するが一位。39は36%のメンタルヘルスに気を付けるが2位。これは、2023年に比べると大きな変化を示しているということです。2023年では、メンタルヘルスを向上すると答えた人が45%で1位で、2位は39%のフィットネスを向上させるでした。
どちらにしろ、メンタルヘルスを気にかけている人が多くいるという事がわかります。フィットネスの向上は、メンタルヘルスの向上に強い繋がりを持ちます。また、この調査で、新年で体の健康とメンタルヘルスは重要かという質問に、この二つは両方とも同じくらいに重要だと答えた人が55%いたそうです。
今年1年も、頑張りましょう!
Top New Year’s Resolutions For 2024 – Forbes Health
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