食べたくないから捨てる、残す、これがアメリカ流

I’m done.

と言って、自分のお皿の上の物が残っていても、食べるのを止めるというのはアメリカでは普通のこと。それがレストランの食事でも、誰かが作ってくれた食事でも、パーティーでもよくあることです。

日本では、食べ物を粗末にしてはいけない、食べ残すのは作ってくれた人に失礼という考えがあるので、日本人は無理してでも全部食べる傾向があります。

しかし、アメリカにはこのような考えはありません。

全部食べるイコール礼儀とか、作ってくれた人への感謝の表しとは考えない

アメリカでは、食べ残すことは失礼なことではありません。 お腹がいっぱいなら食べるのを止めればいい。それが、たとえ、お皿の半分も残っていても。
初めからお腹が空いてないと言って食べなくても失礼になりません。

ですから、自分が作った料理を全部食べてくれなかった、と腹を立てても仕方がない。
全部食べてくれなくても、料理を作ってくれた人に感謝の気持ちがないからではありません。

pizzacrust

パーティーでの食べ残し、捨てられるピザの耳

アメリカのパーティーには、ピザが用意されることが多く、ホームパーティーや子供のバースデーパーティーには必ずと言ってもよいほどです。

ピザの耳を残すのが当たり前かのように、残す人が多い。
キッチンに用意されてるゴミ袋の中を覗いてみると、ピザの耳だけでなく、半分食べかけのピザも捨てられています。

バースデーケーキも同じ。
子供のバースデーパーティーに行くと、食べ残されたケーキが沢山あります。
もらったケーキ一切れを半分も食べずに、ゴミ箱に捨てる人もいます。
Costcoのケーキが美味しいからと友達に勧められて、私の子供の誕生日パーティーでCostcoのケーキを買ったことがあります。韓国人のクラスメートは、一口食べて、「甘すぎる!」と言ってゴミ箱に捨てた。それを見た、私の子供は驚いていました。

このように、食べ残しを見ると、食べ物を粗末にしてるなと思ったり、良くないと思ってしまうかもしれません。でも、アメリカではこれが普通です。受け入れるしかありません。

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