外出の際には、サングラスを着用していますか?
専門家は、サングラスをかけて目を紫外線から保護するべきだと言います。
でもどんなサングラスでも紫外線から目を保護してくれるわけではありません。
紫外線をブロックするためのUVブロックコーティングがレンズに付いていなければ、紫外線保護になりません。
市販のサングラスを買うときは、UV blockとシールが貼ってある筈です。そのシールがついていなければ、UVブロックがついていない確率が高いです。
また、度入りのサングラスを作る時は、UVブロックをつけるようにお願いするべきです。
ただテキサスの場合は、テキサスの法律で、度入りのサングラスを作る際に、必ずUVブロックをつけなければならないため、眼鏡を注文するときに、お店の人がUVブロックをつけるはずです。
目を紫外線から保護するために、法律で義務付けられているというのはさすがアメリカです。
フォトクロミックレンズがあればサングラスが要らない:
室内用の眼鏡と運転用の度入りのサングラスを使用している人に便利な、フォトクロミックレンズがアメリカではとても人気があります。
フォトクロミックレンズとは、室内では普通の透明なレンズで、外では紫外線に反応して色がつきサングラスになるため、車を運転する前に、度入りのサングラスにつけかえる必要がありません。
紫外線の量によってレンズの濃度が変化する:
車の窓ガラスは、人間の体に害を与える紫外線をカットするようにできています。そのため、車内の紫外線の量が少ないため、車内では、外にいる時ほどフォトクロミックレンズの色が濃くなりませんが、70%くらいの色が出ます。これでも十分に目に安らぎを与えてくれます。最近は、車内でもかなり色が濃くなる新しいタイプのフォトクロミックレンズが販売されるようになりました。
色が変わるスピード:
最近の新しいタイプのフォトクロミックレンズは、室内に入ってからレンズが完全に透明になるまで30秒くらい。
紫外線は白内障に関係する
歳をとってからの白内障は、それまでの人生でどれだけ紫外線に当たっていたかが関係します。そのため、フォトクロミックレンズは大人だけでなく眼鏡をかける子供にも勧められています。
ブルーライトを反射軽減:
フォトクロミックレンズは、外での紫外線やまぶしさから目を保護するだけでなく、ブルーライトからも目を保護します。
太陽光からのブルーライトだけでなく室内でのコンピューターやスマートフォンなどのディジタルディバイスから出るブルーライトからも目を守ります。コンピューターやスマートフォンなどからでるブルーライトは加齢黄斑変性など目の病気のリスクがあります。
フォトクロミックレンズはどこで買えるか?
フォトクロミックレンズは、アメリカの眼科や眼鏡専門店で注文できます。フォトクロミックはレンズであって、コーティングではありません。そのため、今現在使用している眼鏡のレンズにコーティングとして付けることはできません。
情報提供:
Optical Infinity
860 Hebron Pkwy. #103
Lewisville, TX 75057
opticalinfinityinc.com
写真:
www.seiko-opt.co.jp/lens/pc/transitions_s/
記事掲載日:
10/22/2018
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